【プロットタイプ】憧れ
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
プロレスの様な会話してる時が、三人一番輝いているんじゃない?
歩きているからやらないけど、今タッチペン持たせたいんだろうな。
形振り構わない人間が好きなところから察するに、恐らく下手に取り繕わない、人間の生々しさに惹かれているのだろう。だからこそ、普段の暴れ馬の彼奴よりも、手負いの状態であったり、寝惚けている方が、何方かと言えば好みである。
ポット一つ分のカモミールティー、カップ一杯分の珈琲を飲んだせいか、少し眠そうだった。口数が圧倒的に減り、普段は丸く開いている目が、諭羅にも似た半眼に変化している。辛うじて眠らないのは街中だからだろう。普段から見栄とプライドによって、無意識にでもフルオートで歩ける様にしている。というのは伊達ではないらしい。
「諭羅」
「んー?」
「お前の“目”が好きだって、前に鏡花が言ってた」
「何それ」
目付きの悪い人が憧れなんだと。俺の目も、諭羅の目も、切れ長なところが良いんだと。まぁ煙草が似合いそうな気怠い人間が好みだと話していたから。嘘は吐いて居ないのだろう。
諭羅の顔を一瞥する。鏡花絡みの話だが、珍しく眉を顰める事もなく、僅かに口角を上げるだけに留まっている。
「何時もこれぐらい大人しかったら、目くじら立てる事も無いのだけど」
「お前、俺が言えた義理じゃねぇが、結構良い性格してるよな」
「一本間違えたらモラハラ寸前だと思ってるよ」
「言ってくれるじゃないか。暴れ馬」
大人しくしていた鏡花が僅かに首を上げ、ぐらりと此方側を見詰める。気取る事を知らない、野性味溢れる目だった。丸みを帯びた目が半眼に変化し、諭羅を捉える。俺が好きな顔だった。俺が好きな目だった。
だから髪に手を伸ばす。徐に指先で触れ少し掻き回す。この熱気に晒されているせいか、髪にまでしっとりと汗が移っていた。
「汗掻いてるから、あんまり触らないで」
「気にしないが」
「鏡花だって女の子なんだから、気を使ってあげな。……じゃあ私はこれで。寝過ごさない様にね」
鏡花が反論するよりも先に足を動かして、その場を颯爽と去って行った。残された俺と鏡花は共に別の改札口へ向かって歩き始める。
「……今、お前が好きな目になってるぞ」
気怠くて、アンニュイな、お前が好きだと言っていた目。せっかくだから煙草代わりにタッチペンでも持たせて、写真に納めておこうと思った。しかし歩いている事と、写真が嫌いだと言うことを思い出し、手を引っ込めた。代わりにまた、引っ掻く様に髪に触れる。
「ん……」
「あと少しだ。頑張れ」
頑張れない明日を頑張るには、どうすれば良いのだろう。などと思いながら、残りを過ごします。
最後まで一緒に居られるのって、自分しかいないんだよね。
瑠衣たんも、ゆらりぃも
『えーんえーん。た〜す〜け〜て〜』と叫ぶよりも、
『ごめん。肩貸して……』
と言われる方が素直に言うこと聞いてくれます。
前者の言い方すると、凄い嫌そうにワンクッション入ります。
二人とも、必要以上にベタベタされんの嫌い。
だから二人とも、今の鏡花に対しては『まぁ悪くないかな?』と満更でもない気持ちだと思います。
ゆらりぃって、相手が突っかかって来た時と、限凸した時に世間一般で言う、モラハラモード入るから。
プロレスの様な会話してる時が一番輝いてる三人です。
多少の暴言と詰りがあっても、互いに『あ゛?』で返してる時が一番輝いてる。
鏡花の言いたかった反論は、
『女の子って歳じゃねーだろ。お育ち良さそうなこと言いやがって』だと思います。
ゆらりぃの皮肉だと分かっているからね。
勝ち逃げされちゃったね。
瑠衣はマイペースだね。
場所が場所なら勝手に鞄漁って、タッチペンもたせてそう。




