二輪の桔梗は願いの証
アリア様。愛しい人。
背負います。俺は、この罪を忘れない。忘れてはいけない。
他人には過去に縛られて、苦しんでいる様に見えるのでしょう。抱える事を、貴女は望まないでしょう。全て忘れてしまえば、楽になるのでしょう。それでも、縛られていたいから。どんなに苦しんでも、どんなに辛くとも、貴女を、覚えていたい。
魔女差別主義者。あいつらを俺は許せない。許したくもない。守りたくない。
けれど。それでも、一度は貴女が愛したから。どんなに憎くとも、この国を亡ぼすことはできない。
時間は掛かるでしょう。だからって諦める理由にはならない。国を変えて見せる。魔女差別主義者達の国から魔女差別主義者が居なくなる。
・・・・・・なんて、少しは面白い話になると思いませんか。
生きる事。それが俺の罰なのだとしたら、ちょっとした願いくらい。叶えたっていいでしょう?
好きにしていい。やりたい事をやってみろ。貴方がそう言ったんです。
———やりたい事をやってみて。そして、どう思ったか、どう感じたかを教えて
もう少し。生きてみます。貴女への土産話は多い方が良いでしょう。もう少し、お待ちください。
次に会う時、
その時はきっと、貴女の瞳の色を
桔梗の花を持って
青みを帯びた紫の花。それに寄り添うように深い蒼の花が咲いた。
寄り添い合う2輪の桔梗を、風が優しく揺らす。
――――これは、傾国となった悪女と全てを捧げた英雄の物語
これにて完結となります。お付き合い頂きありがとうございました。
本編はこれでおしまいですが、彼の過去話や彼女の過去話など、番外編を投稿する予定です。
そちらは別の連載作るのでそこで。これの10分後に番外編の連載始めます。
『シリーズ設定』で纏めておきます。
キーワード検索で「桔梗の花を捧ぐ先」を入れても出てきます。
書き溜めてはいないので、月に一本上がればいい方だと思ってください。番外編の方が話数多くなる気がする・・・しょうがないよね!書きたい物いっぱいなんだもん。本編は脱線しない様に頑張って削ったし。シリアス・・・?になったのかこれ?取り敢えず、あれもこれもは雰囲気壊します。というか、話よりも花選びに時間掛かった気がせんでもない。いやまあ流石に冗談ですけども。
花言葉決めでしょ、それに合った花探しでしょ、お花要素の追加したりで1時間ぐらいか。そこまでだな。
にしても、やっと後書き書けますよ。お話の雰囲気するって勘は当たってましたね。我慢してよかった。
ちゃんとハッピーエンドになったしね。途中で彼も殺しそうになりましたが、死んでないのでせーふです。ラスト・・・ラストなぁ、自殺エンドとすっごい悩んだ。人死んでるしあと一人くらい大丈夫、という天使の声と、ハッピーエンドなら生かそうや、という悪魔がいるしでね。
結局悪魔が勝ちました。
それと前回の話は無い方が締まって良い気もしますが、折角書いたので。
蛇足感凄い・・・日記繋がりとなるとあそこしかなかったんです。
ありがとうございました。




