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登場人物 (※ネタバレを含む)

 余談ですがタイトルは良いタイトルが浮かばず、ほぼ仮題のまま投稿しました。

◆オーディロ・ヘソナイト男爵令息

 ヘソナイト男爵家の長男で嫡男(第一子)。モーニカの三歳年上の兄。

 ガーティとは同い年の腐れ縁。

 妹とガーティの仲がどうしようもないほどに悪化しているのに気が付き、長年両親に二人の婚約を解消するように訴えていたが、両親を説得しきる代案を提示できずにいた。

 そんな中、貴族学院でガーティの悪い噂を聞き、もしモーニカとの婚約を解消出来るのであれば……と集めていた。

 領地を上げた政策である治水工事は勿論成し遂げる気であるが、同性でも許せない程度のガーティの態度があったので、ガーティ個人に対しては当時はかなり冷たかった。

 ドロテーエとは、割と似たもの夫婦である。


◆モーニカ・ヘソナイト男爵令嬢

 ヘソナイト男爵家の長女(第二子)。オーディロの三歳年下の妹。

 ガーティとは政略的事情により長年婚約関係にあったが、興味関心が合わな過ぎた。作中でも可能性が提示されている通り、お互いにある程度の年齢になってから関係性をより深める……という風にしていれば、大きく問題にならずにガーティと結婚できたと思われる。

 ドロテーエの事は義姉になる前から幼馴染のお姉さんとしてとても懐いていた。

 ガーティがデビュタントを滅茶苦茶にした事によって、それ以降は「私自立するわ!」と勉強に青春をささげていた。友人もいるが、恋愛関係になるような相手は男も女も出来なかった。

 その後、仕事の都合で出会った相手と巡り合い、時間を過ごすうちに気持ちを合わせるようになって、結婚する。


◆ドロテーエ・ムーンストーン子爵令嬢

 ムーンストーン子爵家の長女(第一子)。ガーティの四歳年上の姉。

 男であれば嫡男にしていた、などと言われる事があるちょっと男勝りな女性。

 昔からは剣をふるっていたが、貴族学院内で同い年の令嬢にボロ負けしてしまい、それ以降は必要最低限の鍛錬以外はしなくなっている。

 ガーティとモーニカの関係があまりによくないのは分かっており、なんとか改善しようと考えていた。ただ、当時自分には婚約相手がいたので弟妹に代わって政略結婚をするわけにもいかず、歯がゆい思いをしていた。


◆ガーティ・ムーンストーン子爵令息

 ムーンストーン子爵家の長男で嫡男(第二子)。ドロテーエの四歳年下の弟。

 オーディロとは同い年の腐れ縁。

 基本的にはとても子供だった。学院に通うぐらいの年齢まで無理に付き合わせなければ、令嬢に合わせて接する事が出来るようになっていたが、そういう自制心が働かない幼い頃から無理に突き合わされ、しかも自分ばかりが叱られた事により、より強く反発してしまった。

 賭博は友人に誘われていつの間にかのめり込んでしまった。

 婚約破棄騒ぎ後は四方八方、幼い頃から知っている使用人や分家の友人たちからも責められまくった。そうして責められる前の段階(オーディロから家名に誓えと言われた時)で自分がとてつもなくいけない事をしてしまった事を自覚しており、父親により完全な下っ端として働かされた。


◆ヘソナイト男爵夫妻

 オーディロとモーニカの両親。

 悪人ではないのだが、金銭的に今出している額が限界の額であった事から、主に金銭的負担を担っているムーンストーン家が治水工事を放り投げる事を恐怖し、モーニカとガーティの婚約を無理矢理続けさせてしまった。娘のデビュタント、およびその後のモーニカの行動で、酷く後悔をした。


◆ムーンストーン子爵夫妻

 ドロテーエとガーティの両親。

 悪人ではないのだが、技術面での負担が大きいヘソナイト男爵家が工事を取りやめると言い出す事を恐怖し、無理矢理ガーティとモーニカの婚約をつづけた。結果として息子は醜聞まみれになり、ほぼ同じ時期になぜか娘まで婚約を解消した。


◆モーニカの夫

 ツァボライト男爵令息。

 領地の特産品であるイモから作ったイモ酒を売り歩いている。兄弟が多い。

 若い頃、弟が婚約に関する問題を起こした事があるらしい。


◆ガーティの妻

 ムーンストーン一族出身者ではない。

 ガーティの職場の後輩であり、仕事ではやり方などを理由でよく戦いになっていた。だんだんと戦友のように雰囲気が変化していき、恋愛感情が芽生えるに至った。

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― 新着の感想 ―
ラストの方でモーニカの夫となった人が「芋酒」を作っていた家の人というのを読んで、「なんか聞き覚えがある??」と思って他の作品を辿ってみたら、あの婚約者をないがしろにした男の、あの弟だった子なんですね。…
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