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Grapefruit moon  グレープフルーツムーン  作者: 青紙 椿
第3章 Too Much Too Young
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 Jitterbug Boy


 日本に来てから、だいぶ経過しました。毎日がとても楽しいです。

 そして明日からは衣替えです。

 制服が夏服になりまーす。

 でも夏なのに、暑いのにニットのジレを着ます。

 不思議です…。


 そうそう、6月に入ると分校から交換留学生が来るそうです。

 3ヶ月間の留学と言っていましたね。

 二年生の男女、各1名づつらしいです。

 これで面白い日本語を話すのは俺だけじゃなくなりまーす。

 ウエーイです。

 今日も俺は 姉さんと彩葉いろはさんの三人で登校です。

 毎月1の付く日は生活指導委員会による、服装と髪型のチェックの日です。

 校門には各学年の主任先生と先輩がいます。

 そういえば、バーベキューの日以来、美穂先輩には会っていませんでしたね。

 久しぶりに会いたいでーす。


 




 今日はなぜか美穂先輩のいない校門でのチェック。

 そして教室に入ると、みなさんソワソワしてます。

 どうしたのでしょうか?


「おはようです拓人たくと

「おはようしゅん


 (拓人=神谷かみや 拓人たくと。瞬の後ろの席の男子)


「なあ聞いたか? 留学生の女子が()()()()らしいぜ。後で見に行かね?」

「見に行かなくても、いつでも会えるですよ。」


「男子の方もイケメンらしいよ?」

「井上さん、おはようです。井上さんも見にいくですか?」

「上篠くん、おはようです。私は面倒だからいきませーん」


「なんだよ二人とも、ノリが悪いんじゃね?」

「私は心に決めた人がいるからいいの」

「わお! 井上さん、フィアンセがいるですか?」

「はぁ!? いませんです!」


 井上さんは怒った口調で背を向けてしまいました…。

 日本では許嫁いいなづけでしたね。言い方を間違えたようです。

 日本ではフランスのようなパクス法がありませんからね。

 井上さんには一応、謝る事にします


「あー、瞬」

「なんだい拓人」

「今は井上に話しかけないであげてくれ」

「わかりましたです…」


 なぜでしょう?

 しかも、拓人は小声でしたね。

 何か秘密がありそうですね…。




 その日の昼休み。


 今日はお母さんの休日でーす。

 お弁当がありませんので、俺は購買に行きます。


「瞬くーん。一緒に食べよう!」

「了解です、菜絵ねえさん」


 俺はメロンパンを買いに購買に行くです。

 姉さんは きつねうどん です。なので、食堂の方へ行きます。


 俺は最後の一つとなった、メロンパンを持って席を確保しに行きまーす。


 席につき、姉さんを待つです。



「Puis-je m'asseoir ici?」

(座ってもいいかしら?)


 え? フランセ?


「ちょっと、ビノシュさん!」

 

 ビノシュって…。

 俺は恐る恐る声のした方を見る。


「早く答えろノエ」 

「ク、クロエ? 何でですか?」



 俺に話しかけてきた女子。

 それはChloe(クロエ)Binoche(ビノシュ)

 俺の従姉弟だった。











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