Jitterbug Boy
日本に来てから、だいぶ経過しました。毎日がとても楽しいです。
そして明日からは衣替えです。
制服が夏服になりまーす。
でも夏なのに、暑いのにニットのジレを着ます。
不思議です…。
そうそう、6月に入ると分校から交換留学生が来るそうです。
3ヶ月間の留学と言っていましたね。
二年生の男女、各1名づつらしいです。
これで面白い日本語を話すのは俺だけじゃなくなりまーす。
ウエーイです。
今日も俺は 菜絵姉さんと彩葉さんの三人で登校です。
毎月1の付く日は生活指導委員会による、服装と髪型のチェックの日です。
校門には各学年の主任先生と美穂先輩がいます。
そういえば、バーベキューの日以来、美穂先輩には会っていませんでしたね。
久しぶりに会いたいでーす。
今日はなぜか美穂先輩のいない校門でのチェック。
そして教室に入ると、みなさんソワソワしてます。
どうしたのでしょうか?
「おはようです拓人」
「おはよう瞬」
(拓人=神谷 拓人。瞬の後ろの席の男子)
「なあ聞いたか? 留学生の女子がゲキカワらしいぜ。後で見に行かね?」
「見に行かなくても、いつでも会えるですよ。」
「男子の方もイケメンらしいよ?」
「井上さん、おはようです。井上さんも見にいくですか?」
「上篠くん、おはようです。私は面倒だからいきませーん」
「なんだよ二人とも、ノリが悪いんじゃね?」
「私は心に決めた人がいるからいいの」
「わお! 井上さん、フィアンセがいるですか?」
「はぁ!? いませんです!」
井上さんは怒った口調で背を向けてしまいました…。
日本では許嫁でしたね。言い方を間違えたようです。
日本ではフランスのようなパクス法がありませんからね。
井上さんには一応、謝る事にします
「あー、瞬」
「なんだい拓人」
「今は井上に話しかけないであげてくれ」
「わかりましたです…」
なぜでしょう?
しかも、拓人は小声でしたね。
何か秘密がありそうですね…。
その日の昼休み。
今日はお母さんの休日でーす。
お弁当がありませんので、俺は購買に行きます。
「瞬くーん。一緒に食べよう!」
「了解です、菜絵ねえさん」
俺はメロンパンを買いに購買に行くです。
姉さんは きつねうどん です。なので、食堂の方へ行きます。
俺は最後の一つとなった、メロンパンを持って席を確保しに行きまーす。
席につき、姉さんを待つです。
「Puis-je m'asseoir ici?」
(座ってもいいかしら?)
え? フランセ?
「ちょっと、ビノシュさん!」
ビノシュって…。
俺は恐る恐る声のした方を見る。
「早く答えろノエ」
「ク、クロエ? 何でですか?」
俺に話しかけてきた女子。
それはChloe・Binoche。
俺の従姉弟だった。




