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空想喫茶『発明所』 中  作者: HKT104
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ジョフリー

 『空想喫茶発明所 中』


 二千三十一年・・・理想郷を視察したことになる。


 近くのスーパーの金さん・・・

茶葉とビン詰めブルーベリーを、籠に入れた。昼飯もついでに作ろうと、精肉なども一緒に買った。店に戻ると、すでに開店の準備が整っていた。俺様が在庫を補充していると、作は二つのプレートのうち、左のプレートを反転させた。これが、喫茶店開店の合図なのだ。開店は大体十時ごろ。早いときもあれば、遅いときもある。昨晩の新聞の通りならば、厄介な客が訪れるはずだ。

チリ~ン

冷菓「しあわせ~」

ガチャ

さて、今日の客は・・・


 冷菓「お好きな席へどうぞ~」

こいつ、あの席に座った。まさかな・・・俺様が接客する。

金「すみませんが、貴方の職業はなんですか?」

客「はぁ?」 

俺様は、作に肩を叩かれ、厨房に立った。

作「金さん。私がやろうとしたことを先読みするなんて。これが書かれてたんですか?」

金「あぁ、在るんだろ?ジョフリーカード。」

作「はい。この通り。」

それはシンプルなものだった。白い背景の端にJFと、赤と深緑で印刷されており。中段に氏名、下段に職業を書く線が印刷されていた。裏面は効率的なバーコード。

作「これをあのお客さんに渡してきてくれませんか?あ~ペンならここに。」

ポッケから出した、黒いペンを借りた。

金「お待たせしました。今回から三ヶ月間、こちらのジョフリーカードによる清算を行うと、飲食代がタダとなります。」

客「タダになるのは、一ヵ月後ですよね?」

金「はい、これはその先駆けでして・・・」

客「それに・・・この店でしか使えませんよね?」

金「はい・・・じゃあ要らないんですね?」

客「いえ、タダになるなら要ります。」

金「ではどうぞ。」

客「はい。」

金「それで、ご注文は?。」

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