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改訂中  作者: ハヤブサ
9/40

独占欲

【ジン班】

さて、西から進入したは良いが…

「もう割と歩いたはずだけど思ったより収穫出来ないなぁ、毎年こんなイチゴ少ないのか?」

「いや、ここまでは少なくないと思ったんだけど…」

もうちょっと上の方行ってみるか

「そういえばリリは何の魔法が得意なんだ?」

「私ですか?私は…雷ですかね…」

「ふーん、雷かぁ見てみたいな」

「いえ……そんな…大したものじゃないので……」

リリってなんか消極的だな。自信が無いのか?

まあ今はリリよりイチゴ狩りか。


「おい」


【ニーナ班】

「おい」

「!!?魔物っ!?」

「何でこんなとこにいますのっ!?」

「ここのイチゴはエネルギーを供給してくれるみたいなんでな、つい食べちまったよ。まぁ来たのは他にも理由はあるが。」

魔物はチラッとエイカの方を見たが、エイカは無視していた。

「………。」

「……まぁいい、イチゴも食い飽きた頃だ。テメェらぶっ殺して食後の運動でもするさ」

「ったく!何なんだ最近!魔物多いな!!」

しかし、コイツ…前に出現した二体の魔物より随分と弱い…。どういう事だ?

「焼き尽くせ」

「グアアアアアア」

サラの炎魔法は相変わらず強力だな。あのダメージ量からしてあと一撃ってところか。よしじゃあ俺の魔法でとどめを…うん?リリ?

リリは雷の魔法陣を描き放った

「……落ちろ」

不規則な雷の流れが魔物を貫いた。なかなかの使い手だな…

「倒した、みたいだな」

「リリ、やるじゃない!」

「いえ…全然大したことないです…」

顔が赤いな、照れてるのかリリは。

でも何だったんだ?あの魔物は…

「グアアアアアア」

「はぁ、はぁ、やりました、わね」

「ふう、ふう、勝てて良かったですう。ミヨ死ぬかと思いましたぁ。」

「…あっちも片付いたみたいね…なら…ニーナさん!魔物がさっき言ってましたが、あちらにたくさんのイチゴがあるようですよ。」

「エイカさん、本当!?行きましょう!ミヨ!」

「はい!」


「背中がガラ空きですよ?2人とも……」


「っ!!!!?」

それにしてもイチゴ全然ねえなっ!!

どうなってんだよ魔物が食べたのか?


ゾクッ


「「「っ!!!」」」

なんだ……!?この悪寒は……!誰か……いる!!!


「ジン・ベルセですね?」


なんだ!?コイツ笑ってやがる…。なのに!とんでもない殺気だ…!!

「誰だ!?お前!!」


「私は、エイカ。エイカ・メデューサ」

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