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夢の中の君は

超短編で書いてみました。

ちょっとしんみりしますね…

ありがちな設定ではあるものの実際に体験したら

こんなに強くいられないんだろうな


 ほんのりと暖かな朝日と、冬らしい引き締まった冷気が混在する中で目覚めた僕の顔には、今日も涙の跡が残っていた。

「わかっていたよ」

何度も繰り返した言葉だ。君はもう僕のそばにはいない。そんなことはとっくに理解しているはずなのに、まるで呪いのように毎晩毎晩僕の夢の中では君は隣で笑っている。そして僕も…

 そして夢から覚めるのはいつも唐突だ。幸せの最中からふと孤独な現実に引き戻される感覚はきっとなれることはないのだろう。

「まったく、勘弁してくれよな」

朝支度をしつつ、今日も笑っている君を見ながら軽口を叩き、頭を切り替え仕事に向かう。

「行ってきます」

「行ってらっしゃい」

聞こえるはずのない声が聞こえるのと同時に、君の好きだった水仙の香りが香ってきた。


ありがとうございました!

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