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#14 ユエの宿命

 オレ達は、ずっと先を急ぐ。そして、小高い丘カーナという丘を超え、その先に見える森に入る事となる。

「少しここで待っていてくれないか?」

 ユエが、その先の森をに目を凝らし、隈なく何かを探し始める。

「この辺りは、木々が多いな。アイーラにこんな場所が有るなんて考えられない。もしかすると、この先がグリーズコートの領地になるのかもな?」

 オレは、ユエの行動を考え、立ち止まっている皆に問いかけた。それに対して、賢明なアーイシャは、こう云った。

「それは、もう判りきっているでしょう。ただ、グリーズコートは結界を張る種族。その抜け道をユエさんは探していると想われますわ」

 オレはアッサリ云われて、アーイシャ以外を見渡した。皆は、ああ、そうか〜と云う表情だったので、取り敢えずホッとした。自分だけが短慮にそう考えていたのかと想ったからだ。

 そんな時、ユエがその先の森から引き返して来たのである。

「こっちだ」

 ユエは、静かな面持ちで、感情を露にする事なく着いて来るようにと促す。

 オレ達は、その後を着いていく。すると、森の入り口の草むらのような所に、何かの印が彫られた古めかしい板っ切れが、草の陰に隠れているのが見える。

 そして森の中に繋がるように草は、細い道を作っていた。それは、どう考えても這って進まなければ辿り着けないトンネルの様になっていた。

「子供の時に通った道です。そして、此処から私はラスキンハートの騎士養成所へも行きました。まだ取り壊されてないようですので使えます」

 と云う事は、取り壊す事も考えられていたと云う事なのだろうか?疑問は残るが、オレ達は、此処からしかグリーズコート内に入ることが出来ないのだ。何も考えることはない。

「なら行くか。先頭は、オレが……」 

 と云おうとしたが、それをユエが遮った。

「私が先頭に立ちます。殿(しんがり)は、ヤンが受け持ってくれ」

 何が起こるか判らない。そう云う神妙な顔つきだったのでオレは、ここはユエに任せようと想い、

「じゃあ、ユエが先頭を行く。続く者は続いて行け。で、オレは殿を勤める」

 こうして、その草の穴を潜って先に進む事になった。それは、何処まで続くのか?と想えるほど、遠くて暗い穴だった。この先に在るグリーズコート。その隠された門を潜った。そんな気分だった。


 この穴をラスキンハート側から通ったのは、祖母が迎えに来てくれた時だけだった。

そう、無意識とはいえ家を焼き、両親を殺してしまった私。その後始末を、ラスキンハートは、グリーズコトート側に押し付けた。  

年に幾度と有る適例行事の際、官吏が、グリーズコートへと赴くのだ。その合間を縫って、祖母との連絡はなされたらしい。

 詳しくその内容がどういった物だったのかを私は知らない。だけど、身柄をそのまま引き渡したと云う事は、もしかするとその影に隠れているのは、あの、騎士養成所の校長の存在なのかも知れない。と、私は想う。

 そう。あの校長。確か、名前はマクベスと云っただろうか?

グリーズコートまでやってきて、私をラスキンハートの騎士に成るようにと云った。そして、今、その私はここ、グリーズコートへと向い、聖戦を挑もうとしている訳だが……それを、あのマクベス校長は、望んでいたのであろうか?それが、今この草道のトンネルを這いずっている私の頭を過ぎっていった。


何時間経過しただろう。それは長いトンネルだった。腰を曲げて、ズリズリ匍匐(ほふく)前進するオレ達は流石に疲れ切っていた。慣れない事だから余計感じる。

その上、前から、

「ちょっと、今あたしのお尻触ったでしょ!リケルのスケベ!」

何て怒りの声さえ聴こえて来る。全く何と云うチームワーク。それでも、前方から薄明かりが射した時は、皆が感嘆の声を上げた事は云うまでも無い。

「やっと着きおったで〜!」

 特にルシードは、未だ着いてもいないのに、喜び勇んでいた。武道家ですか、キミは本当に……オレは苦笑いしそうになる。

それでも、確かにこの姿勢は辛い。でも、安心など出来ないであろう。この先にあるのは、未知の世界であるグリーズコートの内部だ。知っているのは、ユエしかいない。そう、他の誰も、この先を知らないのだ。ましてや、グリーズコートの人間という者と話したことさえも無いのである。

 オレはゴクリと、喉を鳴らす。それは、緊張感からであり、興味とはまた違っていた。


「さあ、着きましたよ」

 その場所は、ラスキンハートとは全く違った世界であった。

 光を遮断した世界。森の入り口とは全く別の世界だった。

でも、草で出来たトンネルよりは明るいのかもしれないとオレは想った。

「何で、こんなに暗いの?」

 そう云ったのは、リケルである。リケルの目には、この暗さが恐怖として捉えられたらしい。

 いや、他の誰もがそう感じたかもしれない。

「グリーズコートは、結界を張っているため、太陽の恵みが少ない国なのです」

 ユエは、説明をした。

「その代わり、魔力を持って、その暗さに光を灯すことが出来る。それに不思議なことだが植物達も、この世界に対応出来ている」

 で締めくくられても困る。納得が出来ない。何故、結界を張らねばならなかったのか?オレは疑問を感じた。

「ユエ。あなたも、魔力が使えるのでしょうか?」

 オレはドキッとした。訊いてはいけない事だから、絶対に避けようと想っていたのに、アーイシャは、平然と問いかけたのである。

「簡単なものであれば」

 でも、それに対してユエは問題が無かったのか、平然と応えた。

「とにかく光を灯しましょう。私の周り、五メートル範囲に皆さんいて下さい」

 そう云うと、手を上に翳した。ポッと音が聴こえると、掌から光の玉を出し、ユエはそれを上方に放り投げた。すると、半径十メートル位だろうか?ドームのような光の膜が出来た。そして、周りが見渡せるようになる。

「流石、混血よね。魔法なんて物が使えるなんて気味が悪いわ……」

 そう云ったミネルバは、オレに抱きついてきた。全く、何とまあ判りやすい拒絶の仕方であろう。オレは、ミネルバの腕を解いて、ユエの元に行く。

「で、どうするんだ。此処から」

「ひとまず、こうやって魔法を使っていれば、グリーズコートの人間は、仲間だと想う。それを、逆手に取るしかない。こちらは少人数なのだから。だが、此処にいるグリーズコートの者達全てを相手にするつもりなのか?その辺りが今後の問題だと想うが」

 そう。オレ達は、今では此処に聖戦を持ちかけようと想っている訳だ。しかし、それは全ての者と交わるべきであるのか?敵の本体と云うものが知りたい所だ。

「グリーズコートを統括している者は何処にいるのでしょう?それに応じてわたくし達は動かないといけない」

 アーイシャは、オレの代弁をしてくれた。それも忠実に。

「グリーズコートの中枢部。そこが、全ての統治下に置かれている場所だとしか私には判らない」

 ユエは、知っている限りの事だけを云っているようだ。と云う事は、それ以外は何も知らされていないと云う事なのであろう。此処から先は出たとこ勝負なのだ。

「まず、腹ごしらえでもしませんか。私の住んでいた家が近くに有りますから」

 たった今、オレのお腹が鳴った所だ。そう、それを配慮して、一時休憩に入ろうと云う事なのであろう。

「そうして貰えると、凄く嬉しい。他の皆はどうだ?」

 それに関する答えは訊くまでもなかった。

「さんせ〜い!」

 一致の答えが返ってきたのだから。


 この家に戻ってこようとは想ってもいなかった……

 祖母と暮らしたこの家。出て行った時のまま寸分変わっていない。いや、少しだけ埃が積もってしまったか……

 私は、頑強な玄関のドアを魔法を使って開け、中に入ると、まず、皆を居間に通した。居間と云っても、絨毯代わりの布の上に、テーブルと二つの椅子しかない狭い空間だ。

 そして、装飾となる物といえば、奇妙などこか悪魔をイメージさせるお面に、祖母が大好きだった、ドライフラワー。そして、木彫り人形。それが有るだけだ。

「そこで少し休んでいてくれないか。何か見繕って来よう」

 出て行った後、還る予定など無かったため、貯蔵としている食物など無い。

 仕方なく、裏庭の木に生っている林檎と、畑の自然野菜類を取りに行った。

 そして、軽く炎をであぶった野菜炒めと、林檎魔法で絞り、林檎ジュースをそれぞれ器に入れて、皆に出した。

「これを食べ終わったら、少しグリーズコートについて、調べたい。時間を貰えるであろうか?」

 私は、祖母の書斎に入ることを考えた。

 そして、みんなの賛同を受け、そこで調べ物をすることになる。

 その間、ヤン達に、この旅の疲れを癒して貰おうと、休めるベッドのある部屋と、この居間を提供した。

 その後、直に私は行動を開始する。


 祖母の部屋は、部屋の一番奥にある。私は一度も入った事など無い。それは、堅く禁じられていたからである。だから、入る前に、亡き祖母に「入らせていただきます」と言葉添えをして、中に入った。

 中は、小綺麗に片付けられていて、本棚には、隅から隅まで本がぎっしり詰っている。

 祖母の性格をまるで示しているが如く感じられる。

 そして、壁の周りに掛けられている額縁の肖像画。

 私はその絵が母であるのだとすぐに判った。額縁の中の母は、あの頃のままきちんとそこに居た。それが凄く私の心を締め付けた。私が殺してしまった……と、またあの時の感覚が戻りそうになった。が、今それを悔いてもどうしようもない事を悟る。そして心してもう一度その絵を見た。

 その絵は、少し色褪せていた。十年の年月を感じさせるものだ。それを祖母は私に見せられないものだと想ったのであろうか?そう考えると、祖母の心にあった、私に対する愛情を感じる。優しかった祖母。その温かい笑顔は今でもハッキリと想い出せる。

 でも、こうして感慨に浸っている場合では無い。そう、グリーズコートに関するものを、洗いざらい調べなければならないのであるのだから。


 まず、本棚を漁った。グリーズコートに関する資料となる本を。

 それらを合わせ、共通する事は、(スカ)(アハ)を讃えることにより、魔法を使うことができる。 

 魔力を吸収し放出する力。それは、獣神が住まわすこの国の中枢部である塔に関係があるらしい。通称この塔の事は、ルーンと云う。その塔から発せられる魔力が、このグリーズコートの結界を作っている事が判った。 

 それに比べ、ラスキンハートにはそんな神は存在しては居ない。否、信仰はある。(ルー)()は万物を豊かにする神。そして、闘神。だが、この世には存在していないのだ。

 この不可解な双方の違い。それに神は、信仰を深める物であると云う認識が強い私にとっては、解せなかった。

 神は居るのであろうか?

 それは、その塔に行ってみれば判る事。そう考え、グリーズコートに関する調べ物は終わった。

 後は、詳細なグリーズコートの地図を手に入れなければならない。そう想って、本棚に設置してある引き出しを探った。

 地図は、程なくして見つかった。私はそれを祖母の机に広げた。今自分が居る場所を探す。南に位置するであろう場所。それは、祖母が既に○を付けていてくれていたので判った。

此処から、中枢部に向うには?そう考えて、地図を見る。しかし、このグリーズコートは、まるで迷路である。

 所々、祖母が描いたのか、矢印が色んな方向に示されていた。町や村自体が移動空間になっているようだ。これは魔力で作られており、動いているのであろう。よって、この地図は無効。当たりにするしかないのだ。それは、この通りとは限らないからでもある。

「何なのだ、これは……町や村が移動だなどと」

 混沌としているこのグリーズコート。

 私はこの家から外に出る事が無かった為に、初めて知り得たことが多すぎる。

 これを、ヤン達が見たらどう想うであろうか?そう、聖戦よりも、道を探すことで力を使い果たしそうだとか云いそうである。それは私も同じこと。無理なのではなかろうか?だ。

 そして、私は、その地図を騎士訓練所で頂いた制服の胸元に仕舞いこむと、祖母の机を調べる。

 もしかすると、祖母は何か重要な何かを書き残しているのではないだろうか。と想ったからだった。

 机の上には何も無いので、私は、引き出しを探った。すると、たった一通の封筒がそこに有った。その封筒の宛名は私であった。

「私に宛てた手紙?」

 それは、ひっそりとその引き出しに仕舞われていたのである。

 何故、直接私に渡さなかったのであろうか?いや、口伝えでもいい筈だろうに。

 私は、その封筒の封を切ろうとした。が、それは魔法で勝手に開いた。

「私以外に見せれないもの……だったのか」

 そう。これを手に出来るのは本人のみ。そう云う種明かしがこの手紙には施されている。もし他の誰かがこの手紙の封を解こうとするならば、その者は只では済まない。そう云う仕組みである。

 一体何が書かれているのであろう?私は、その中の手紙を取り出した。

 三枚にわたる手紙。それはグリーズコート文字で書かれていた。一応私は、グリーズコートの文字は理解している。その為読むことが出来た。此処に来てからの喋れなかった私の読書は、こういった文字で埋め尽くされていたからである。

 そして、その手紙には次のように書かれていた。

『わが愛する孫。ベンジャミン・フリントへ

 この手紙を読んでいると云う事は、私が既に、黄泉(マー)の(グメ)(ルド)へと招かれた後でしょう。そして、このグリーズコートに、剣を向ける時。

 それは、私が、騎士養成所へと話を持ちかけるようにと勧めた、マクベスとの約定が有るからです。それをあなたはきっと受け、自らの道を見つけたはず。そうなるはずだと信じています。

 ベンジャミン。あなたは、ラスキンハートと、グリーズコートを統治する為に働く事になるでしょう。それは、善悪なく、必ず訪れます。そう云う運命の下に生まれた人間なのですから。

 それは、フリント氏と、わが子レイラとの結婚が決まった時から決まっていたのです。

そう、この結婚を許したのは、私自身の役目でもありました。そして運命は紡がれた。その結晶がベンジャミン。あなたなのです。

 このグリーズコートを変える為にも、あなたと云う存在が必要不可欠だった。過酷な事ですが、あなたにそれを委ねました。

 私は愚かしい人間でした。だけど、そうすることに意味がある。そう信じたい。それを受け入れることを、あなたに強要できる訳でも無い。だけど、そう願わずにはいられなかった。それが、私の罪だとしても。

 グリーズコートは、過去を断ち切れない人間が住まう国。そして、変化を常に求めています。その精神が、ラスキンハートを脅かす。 

 しかし、ラスキンハートは、それを好まない。そう云う人間が殆どであるため保守的なのです。その為グリーズコートが、戦火をもたらすと云う行動に出てしまうのを、私は止めたい。その事を踏まえ、元同士、マクベスにあなたを託しました。

 彼は、色々リサーチをしたでしょう。過去のあなたが引き起こした事件で、あなた自身が傷ついた。だからそれを断ち切る人物を。その者が、あなたにとっての将来大切な者になります。かけがえの無い者。私とマクベスのような関係に。

 ただし、一つだけ忠告をしておきます。このグリーズコートでは、剣を振るいなさい。魔法は控える事。それは、あなた自身を破滅へと追い込みます。そう、戦いの場においては特に気を付けるのです。闇が……負の力が注ぎ込まれる事になりますから。

 その為、私は、あなたに魔法を教える事をなるべく禁じていました。興味を持たないようにと。それは、必要の無い力であるのだから。

 ベンジャミン。あなたの今後の成長に期待しております。そして、このアイーラの未来と共に。

   祖母である、ルースより愛を込めて』

 

 私はこの手紙を読み、初めて自分の宿命と云うものが何なのか、判った気がする。祖母が、父と母の結婚を許した訳。それは、アイーラ自体の未来を考えての事だったのだと。

 祖母と、マクベス校長の同士と云うのは、その考えを持った同士と云う意味だったのであろうか?でも、彼女達の間にはそれ以上の繋がりを感じさせていた。でも、それは伏せられている。祖母の『かけがえの無い者。私とマクベスのような関係に』と云う言葉で、それは否定された。私は、祖母のように、女性では無いのであるのだから。

 マクベスが、リサーチをしたのはヤンだ。ヤンを同じ寮の部屋に配属し、私にその傷

を塞がせる。そう目論んでいた。

その背景に、ヤンの過去というものが組み込まれていたかは謎ではあるが……

 ヤンは正直者だ。嘘が付けない性格である。だから、この事をヤンは知らないであろうと私は考える。

 偶然が、必然となったのは、運命。それは、喜ぶべき事なのだろうか。少なくとも、私が救われた事には変わりがない。だから、祖母の裏工作を、恨みには想っていない。むしろ感謝すべき事なのだろう。

 例え、過酷な運命であっても。

 それから、このグリーズコートを移動する手段を調べた。かなり厄介であったが、何とか調べる事ができた。これで殆ど必要な事は調べられただろうか。

 そして私は、腰から下げている剣を握り締める。ラスキンハートの紋章を刻んだ、少しだけ改良しておいた剣を。

 私は騎士。そう、正しき事に命を懸け、剣を振るうべき者。祖母の云うとおり、魔法は使わない。それを心に止めたのである。


 ヤンの奴遅いな……

 その頃のオレ達は、既に休息していた体を正し、旅を始める仕度を済ませていた。そして、後はユエがこの場に戻ってくるのを待っていた。

「ちょっと〜ベンジャミン!ユエ。逃げたんじゃない〜遅すぎるわよ!ほっといて行こうよ〜」

 痺れを切らしていたのは、ミネルバであった。他の皆も、そう想っているのかも知れないが、落ち着いて待っていた。

「もう直来ると想う。それにユエが居ないと、このグリーズコートは攻略できない。待て、ミネルバ」

 オレは、当然の事を云った。それに関しては、アーイシャも同様なのだろう。

「少しは落ち着きなさい。あなたが急いでも何の変化も無い」

 きついお言葉。それにしても、本当にどうしたのであろう?オレは、チラリ奥の部屋に向かって目を見張った。

 すると、奥の部屋から、ユエが扉を閉じて出てくるところだった。オレと目が合ったユエは、

「遅くなった……済まない」

 そう云って、居間へと足を運んでくる。

「何か判ったか?」

 その言葉は、これから先に繋がる事でも有ったから、慎重を期した。

「それは、みんなの前で話そう……」

 ユエは考えを纏めるためにもそう云って、居間へと向かった。オレはその後を着いて行った。


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