87 一緒に入ってとはなんぞや
立て続けに失礼いたします~。
ええっと、これを書いている時点で、ダンナの盆休み最終日です。
本日も大変暑うございました。
朝のうち、しゃんしゃんやかましい蝉さんたちが、昼間になるとあまりの暑さのせいかちょっと元気がなくなります。気のせいかしらん。
で、ですな。
故障を危ぶまれたクーラーも無事に回復してつけているのに、朝からやっぱり暑い我が家。
午前中はできるだけ執筆したいのでパソコンに向かっておりましたんですが、ふと見たらダンナ、けっこう汗をかいている模様。
前にも書きましたが、「ぽっちゃり男子」ならぬ「ぺったり男子」の降臨です。
で、私がなにげなく申しました。
「汗ひどいねー。シャワーあびてきたら?」
「……一緒に入って?」
なんやそのムダに可愛い顔は。
だーかーらー! 午前中は書かせてったら!
「えーっと。ちょっと待って。あと、この三行だけは書いてまうから」
とか言いながら、小説そのものは書き終わってツ○ッターなんか見ていましたら、あっというまに十数分たってしまっていたらしく。
目のはしにパンツ一丁のダンナがちらっと入り込んだので、
「あ、入るの? 入ろうか」
と腰を上げかけたら、バスタオルを握りしめるようにして
「もう入っちゃったもん……!」と。
なんや涙目になっとる。
ええい。
なんかもう、なんかもう……脱力したよね。
なんでしょうかねもう、このダンナ。どうにかして?
え? 私の教育ミスですか、そうですか……。
あ、ところで。
この日は午後になってからダンナが買い物に出るというので、珍しく私もつきあうことにいたしました。ごく近所のスーパーです。
ダンナよりずっと前から夏休みに入っていた私。
なんか外に出るのがめちゃくちゃ久しぶりでした。
いやまあ、暑いしね。例の感染症のこともあるしね?
「そと出るんめっちゃ久しぶりやあ。……平安貴族か!」
「ぶはっ」
ダンナ、ご近所に聞こえるぐらいの声でひとしきり笑っとる。
いやでも、冗談ぬきでそのぐらい外に出ていませんでした。
こんなんで休み明けからちゃんと仕事始められるんかいなあ。
ちょっと不安になるつづれです。
ではでは皆さま、残りの八月も暑さに負けずに、ともに頑張ってまいりましょう~。