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66 鳥肌とはなんぞや 


 こんにちは~。

 今年のお盆休みシーズンが始まりましたね。お仕事のかたも帰省されるかたも、はたまたご旅行やという方も、どうぞ暑さにはお気をつけて。

 ほんま今年も殺人的な暑さですものね。どないかならんの、この暑さ。


 さてさて、今回のテーマは「鳥肌」。

 まあご存知ですわな「鳥肌」。そう、チキンスキン(って英語が実在するかどうかは知らんけど)!


 うちもご多分にもれず、盆休みが始まりました。ダンナは昨日(金曜日)、「九連休や~! ウレシイ!」って小躍りしながら仕事から帰って参りました。手にはなぜか「5〇1蓬莱の豚まん」を持って。

 連休は何をするつもりなんかいな~と思っていたら、まず()かれたのは、


「何が食べたい?」


 これでした。さすがはダンナです。主夫の鑑です。おおう……。

 お休みだから、いつもよりさらに腕にヨリを掛けてなにか作ってくれはる様子。

 う、嬉しい……。

 なんかもうほんま、どんどん私は人としてアカンようになっていく。

 だってアナタ、こないだなんてムスメと昼ご飯にしようと包丁持ったら、めっちゃそれが久しぶりであることに気が付いた。しかも切ったの魚肉ソーセージだけやったし。

 あかん、もうあかん……。


 と、まあそれはええねん。

 テーマが行方不明になりかかっとるやん!

 なんやっけ……そうそう、「鳥肌」でしたね。


 前にもちょっと言いましたが、ダンナ、基本的にとってもこそばがりです。

 そうは言っても私があんまり触りまくるもんで、だいぶ慣れてしもーてますが(笑)。

 それでも、「ホレホレ。こことかええんでしょ?」なんて言葉攻めも混ぜ込みつつそろそろ~っと触ると、あら不思議。

 いまだにざわざわざわ~っと肌が粟立ちます。


「うわ! トリハダ立てとるやん。ひど! 私が触ったらトリハダとかひど!」

 となじると、

「感じてんねん」

 としれっと返される。なんか満足そう。

 え、そうなの……??

 と思いつつ、またさわさわと触る。


「ほんまかいな。ほんまにもう! ほら、ここなんかめっちゃ立っとるやん。うっわ、すご! どれが乳首かわからへん。うっわ、ヤラシイ体~!」


 とか言いつつ、さらに触りまくる私。

 で、そのうちぽっちゃりした体をよじらせて、腕を胸の前で交差させ、


「ひいいっ! やめてえ!」


 と哀願してくるまでやめません。

 まあこれが、我が家のスキンシップの基本ですな。


 え? ムスメですか?

 もう完全無視して、横でスマホでデジ絵なんか描いてますわな。

 近頃、えらい腕が上がってきたみたいで凄いですよ。そのうち教えてもらわないかん。

 って、待て。アンタは受験生やないのー!


 まったくもう……頭痛のタネはなくなりませんな。

 ともあれ皆さま、どうぞよいお盆休みをお過ごしくださいませ~。



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