283 三回のアレとはなんぞや
はいこんにちは。
唐突ですが、皆さまこちらの諺をご存じでしょうか。
「一誹り 二笑い 三惚れ 四風邪」。
そう、くしゃみにまつわるちょっとした迷信……というか、占いやら言葉遊びみたいなものですね。
要するにくしゃみが出たとき、一回なら誹られている、つまり悪口を言われている。
二回なら笑われている、おそらくはまあ嘲笑としての笑いでしょうかね。
で、三回なら惚れられている。
四回なら、もうこれはさすがに風邪でしょう! っていう。
昔の人、面白いですね(笑)。
まあ、マンガなんかでは「誰かに噂されてる~」みたいな表現のほうが一般的かもしれませんが。
ほんで。
やっとここから本題です。
先日、ダンナとふたりでいた時にわたくし、くしゃみが出たわけです。
そう、それも三回、立て続けに。
「……うおお、三回。誰かに惚れられとるで~。どうする?」
って横を見たら、ダンナが「ハイッ」て感じで手をあげとる。
「はい、ハイハイ! ぼく、ぼくぼく!」
「ってなんやねんな……」
あーたは「惚れる」っちゅうのとは根本的に違うでしょうが。そもそも、時系列的におかしいでしょうが! そういう段階はもう何十年も前に終了してるはずなんでは?
と思ったんですが、なんやもう目をキラキラさせて手をあげたまま言うんですわコレが。
「惚れてるよっ●さん! ずっとずーっと、惚れてますから!」
「あー……ハイハイ」
もうええ。わかった。
いつものことや、もうええ。
っていう、まあそんだけのお話でした~。
ちゃんちゃん。





