表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
236/303

236 冷蔵庫逝ってもたとはなんぞや

 

 はいこんにちは~。

 今日のお題はこれ!


 年が明けてしばらく経ったある日のこと。

 ダンナが冷凍庫を開けて「ん? んん?」と言いだした。


「溶けとる……」

「えっ」


 冷蔵庫のうち、冷凍庫の部分の調子がどうも悪いらしい。

 ダンナ、冬の間は温度をあまり下げない設定にしてるらしいんですが、そちらを下げてもあまり戻らない。

 冬場とはいえこれはヤバい。文明の利器に慣れきった現代人の我々にはきっつい。

 そのうち、ムスメが自分で買うて入れとったというアイスがめちゃ溶けてしまい、確実に「こらアカン」な状態に。

 冷蔵庫の方はまだ生きてましたが、擬人化したらたぶんこんなカンジ。


 冷凍庫「た、隊長どの! 自分はもうダメです。どうか置いていってください……!」

「れっ、冷凍庫オオォ────!」


 みたいな?

 ま、冗談はともかくやね。

 元日から続いている能登半島地震のこともあり、阪神淡路大震災のときのことを思い出します。

 あのときもこれぐらいの冬場で、電気は止まり、「冷蔵庫はともかく冷凍庫の中身は絶対ヤバい!」ってことになりましてね。

 これが北国やったらそういう心配はないかもしれへんのんですが、なにしろ関西やからね。冷凍もんは溶けてまう。

 しょーがないんで近くの公園で焚火をやって、冷凍庫に入ってた魚の切り身やらなんやら全部だして焼きまくって「震災バーベキュー」状態になったんを思い出してもーた。


 ま、それはええねんて。

 とにかく冷蔵庫がお亡くなりになりそうなんやヤバい。

 結婚以来ずっと頑張ってくれた二十年選手だけに無理もないんやけども。むしろ、よう頑張ってくれたほうや。

 てなわけでわたくし、ダンナに宣言しました。


「我が家のキッチンの支配者はアナタ。ゆえに任す! すべて任す!」

「専業主夫やからなー」


 ダンナ、苦笑している。

 いや仕事しとるから「専業」ではないけども。

「まかす」とは言うたものの、私もある程度、希望する色目とかは伝えてから翌日出勤。


 ダンナは昼休みの時間を使って、ようお世話になっとる近くの電器屋さんに駆け込んだ。

 わたくしは仕事中やったんですが、ちょうど昼休みにLI〇Eが来ました。


「『それやとすぐ動かんようになるやろから、買い替えやろ』って」

「さよかー」

「『でも、うちとこで買うより家電量販店の方が安くいけまっせ。そうしとき』やて」


 おお。なんて良心的な電器屋さんや……。

 この界隈で長いこと電器屋さんしてはるだけのことはあるで。さすがや!


「わかった。ほな私が、仕事帰りに〇〇(某家電量販店)行ってくるわ。希望するスペックとかサイズとか予算とか、ここに送っといて~」


 てなわけで、仕事終わりに比較的近い家電量販店へ飛び込むわたくし。

 なんやかんやですぐ決まる。

 ついでにわたくし、たまたま1月が誕生日やったもんで、そのお値引きまでしてもろうて、予算よりだいぶお安く買えました。

 ある意味ラッキー!

 配送は翌日の昼ということに。


 これを書いている現時点で、もう現物は目の前にございます。


「やっぱりええね~」と、ダンナの感想も上々のよう。

 前日はもうさっそく、旧冷蔵庫の中身を全部とりだして掃除して……ってイソイソやってはったもんね。

 ふはははは。


 そんなこんなで我が家もバタバタな1月ですが、みなさまはいかがでしょうか。

 地震のことだけやなく、インフルそのほかもどうやらかなり流行している様子。

 どうぞお気をつけて~。

 ではでは!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろうSNSシェアツール
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ