表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
234/305

234 お正月ほっこりエピソードとはなんぞや

 

 はいこんにちは~。

 なんと、もう年が明けて7日も経ってもた……。

 どうしよう、なんもしてへん、どうしよう。ってどうしようもないがな!

 ええと、なんやかんやありますが今年もぼちぼちまいりますぞ。


 ほんで今日はなにかっちゅうとですね。

 我が家では、年が明けたからっちゅうてさっそくのこと、えっさほいさと初詣には出かけません。大晦日と元日がめちゃ混みやからね、神社さんはどこも。

 ということで、三が日もだいぶ過ぎてから、ちょっとゆったり行ける日にふらっと出かけます。


 今日も今日とて、ダンナとふたりでぶらぶらと行くことに。

 ムスメはっちゅうと「バイトで忙しい。ひとりで適当にいくわ」っちゅうんで別行動。

 ほんなもんで、のんびり出かけた。

 毎年お詣りしている神社さんに手を合わせて、破魔矢や御札などをいただき、あれこれ買い物なんかもしてから帰りのバスに乗ったんですが。


 今日はそこに、可愛いお客さんが乗ってはりました。

 男の子で、たぶん双子さん。「2、3歳ぐらいかな?」とお見受けしましたが、バスの先頭のところの座席に乗ってはって、お父さんとお母さんはそばに立ってはりました。

 我々は後ろの方の座席に座っていましたが、お子さんたちはとてもバスがお好きみたいで。あれやこれやとはしゃぐ声が聞こえておりました。

 動き出すと、ぼうやたちはさらに興奮して「はっしゃ~!」とか「うごいたあ!」とか歓声をあげてはりまして。


 このバスの運転手さんがまた、お優しくてね。

 いつもはお客さんに話しかける際にだけ使ってはるマイクをずっとオンにされたままやったんですが、子どもたちが「はっしゃ~!」と言うと一緒に「はっしゃ~」と嬉しそうにお答えになりつつ、運転してはったんです。

 そのご家族は途中で降りていかはったんですが、それまでずっと。

 ときどき、優しいお声で子どもさんに話しかけてはったりもして。「はい、動きますよ~」とか「これは運転手さんたちの無線ですね」と説明してあげたりとか。


 いやもうね、お正月からほっこりですわ~。

 車内が一気にハッピーモードになったよね!

 あいやもちろん、ああいう子どもさんの声が耳ざわりで苦手って人もおられるんでしょうけどもね。

 私とダンナはひたすら目くばせしあってくすくすのニコニコでした。

 ええですね、元気なお子さんの声。なんや、未来を感じますやん。


 あんまり嬉しかったんで、降りるときに「ありがとうございます」と言ったついでに、ちょっと運転手さんに声をかけました。


「『はっしゃ~』、可愛かったですねえ」と。


 運転手さんも、嬉しそうにニコニコ。


「はい。子どもに罪はありませんねえ」って。


 とまあ、今回はそんなエピソードのご紹介でした~。

 ではでは!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろうSNSシェアツール
― 新着の感想 ―
[良い点] あけましておめでとうございます [一言] 私は東京都北区王子の狐の行列を見に行きました コロナも明けてJRは元旦は終夜運転が再開されたようなのですが、私鉄は元旦の終夜運転をしなかったようで…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ