なんとかしましょう
はっきりいって、とらわれの姫君って疲れるんです。
いい加減なんとかしないとね。
「なにを考えてる?」
ギルデール殿下が言った。
はっきりいってうざいです…一緒に風呂はいったのだってペットのトリミングみたいのものですよ。
触られたけど…大事な所はさわらせませんでした。
今、風そよぐバルコニーの応接セットでお茶をしてます。
まあ、隣なんて絶対座りませんが。
「キスしたのを怒っているのか?父上の手前ああしなければ追及されるぞ!」
ギルデール殿下が言った。
実際良い人だよ…私が拒否すればなにもしないし。
あの時だって本当に動けなかったんですよ。
うん、水路の状況を思い浮かべながら…水面ちかくまでいったら…。
ちょうど、海神の吐息の隊員の海馬が近くを通ってバランスくずしたんですよ。
あのまま、死んじゃうかと思ったよ。
「王家が私に…宇水家に求めるものは血縁関係だけですか?」
それなら…私じゃなくてもいいはずだ。
「宇水家というより、碓井霧華が欲しいのだが…。」
ギルデール殿下が困ったように言った。
「私は、べつに王家とのつながりは入りません…空間難民ですし…私の事を大事にしてくれる人としかつながりたくありません。」
うん、だからラハヤさんとしか結婚したくない。
「…ならば…こうしよう…上手くいくかわからないが子供ができたら王家に嫁がせるでどうだ?もちろん、私がその子供がどうしても…いやなら、何とかして見せよう…父上は無理だが、弟なら、黙らせられる自信がある。」
ギルデール殿下が言った。
「ギルデール殿下の利点はなんですか?」
それじゃ、利益がないよね。
「このまま…まあ、夢は見させてもらったからな…意志の強い可愛い妹恋人…もう少し素直ならもっと良かったが…。」
ギルデール殿下が微笑んだ。
「夢ですか…。」
こんなにいい人なのに…たとえ仮でも姉恋人はアルス姉さんしかありえないって
心がいってる。
「問題はか弱い従兄弟だな…フレッド中級武官と噂がたった事があったな…で、どんな女なんだ?」
ギルデール殿下が聞いた。
「誠実な女性です・・・少し融通がききませんが…良家の子女でしたよね。」
そうだ…あの人なら幸せにしてくれるんじゃないかな?
「あるいは…外部の王家との政略結婚だが…か弱い従兄弟には無理かもしれない。」
ギルデール殿下が言った。
「…むしろ…外部の人の方がいいかもしれませんね、外部から従兄弟君も来たわけですし…。」
そうすれば…利益で国王陛下も動くかもしれない。
「その後の事をかんがえないと、少年か熟男を押しつけられるぞ。」
ギルデール殿下が言った
ああ、そんなこといってたな…。
「なんとか、国王陛下には納得してもらうしかありません。」
子供を条件になんて嫌だけど…。
いざとなったら、子供連れて逃げるんだ。
まあ、うまれるか分かんないけど…。
外部の感覚も身につけさせなくちゃね。
「霧華、私としてはお前を妹のままにしていたいが…お前がいやならあきらめる。」
ギルデール殿下が言った。
異性なら胸キュン発言です。
どうみてもかっこいい王子様な容貌だし…。
ごめんなさい…外部的に女装でも…。
私…ラハヤさんがすきなんです。
そして…刷り込みですけど姉恋人(仮)はアルス姉さんなんです。




