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可愛い武官を落とします?

さてと…霧華をどうに落としますかね。


一緒にあてがわれた部屋の椅子で警戒しながら座ってる様は

逆毛を立てた海獅子ライタの仔のようだね…。

可愛い…本当は…。


初めて、会った時本当に男性かと思った。

男性がついに第二騎士団にも採用されたんだと…。


近衛騎士団には儀礼と男性王族の為に一団があるが、やはり女性のお飾りな人が多い。

それに、おしとやかとは言いづらい。


霧華を見た瞬間今まで、早まって男性に名前を聞かなくて良かったと思った。


「なのに…女性なんですよね…。」

僕は呟いた。


ならば…姉妹になろうとしたら…アルス・イシエクワに邪魔された。


ウラティスはあの女に御執心らしい、

まあ、気持ちの良い女性で。

近衛騎士団の男性隊でも人気があっのは知ってる。

男性にもてなかったのは…。


まあ…けん制しあってたからだろう相手が…。


女性にももちろん人気があった。


霧華とイシエクワ隊長が並び立つと似合いすぎて悲しくなる。


まあ、姉妹だって解消はあるんだから僕にもチャンスはある。


それより…仕事だ…。


「霧華…。」

僕は立ちあがって霧華に近づいた。


霧華が身震いした。


そんなに僕の事がいやですか?


「霧華。」

僕は霧華を抱きしめた。


震えている…。


「霧華、可愛いですね。」

僕は調子にのって霧華の額にキスした。


「やめてください。」

霧華が言った。


なんて可愛いんだ、今にも涙がこぼれそうにウルウルした目。

外部の女はみんなこうなんだろうか?


「霧華。」

僕は霧華の耳元で囁いた。


ああ、このまま…押し倒したい…。

でも、仕事が…。


「ケインさんやめてください。」

霧華がもがいた。



「姉さん、いい加減にしろ。」

突然、聞き覚えのある声がした。


「ウラティスか?」

僕は言った。

「ああ、仕事をおえて案内されてくればこのざまだ。」

不機嫌そうにウラティスが言った。


もう少し遅ければよかったのに…。


僕は仕方なく霧華を離した。


「もう、話したのか?」

ウラティスが椅子に座りながら言った。

「まだだよ。」

僕は盗聴されてないか確認した。


まあ、信用されていることだ、霧華をさらったことが信用につながったらしいな。


それから、盗聴防止装置『盗聴防止ニャンコの目』をさしいれ小袋からだした。

用心するに越したことはない。


『盗聴防止ニャンコの目』は妨害電波を出し始めた。


「可愛い。」

霧華がやっとちょっと笑った。

可愛い黒猫型の『盗聴防止ニャンコの目』が気にいったらしい。


「何呑気な事いってる?碓井中級武官。」

ますます、不機嫌そうにウラティスが言った。

わが妹ながら無粋な女だ。

「こんど、ゆっくり見せてあげますよ。」

僕は言った。

ぜひ、そのときは可愛い顔をそばでみたいものだとおもいながら。


「まったく、姉さんは…碓井中級武官、われわれは、近衛騎士総隊長の命によりここにいる。」

ウラティスが言った。


霧華がえ?って顔をした。


「そうです、潜入作戦中なんですよ。」

僕は言った。

「…マーカス中隊長も?」

霧華が言った。

「やつは、この組織の仲間だ。」

ウラティスが言った。


そう、マーカスの行動に不審感を持った。

リーゲルト・ファリエル中級武官により

近衛騎士団総隊長に報告され。


近衛騎士団に影響が及ばないように、近衛騎士団総隊長が全幅の信頼を置く

アルス・イシエクワ第二騎士団隊長にマーカスを預けた事により。


霧華が巻き込まれた…。


まあ、僕は理想の相手にあえてラッキーでしたが…。


「つまり…味方ですか?」

霧華が言った。

「というより、これよりの作戦は少し不安だが姉の指示にしたがってもらう、王家も出来れば穏便にしたいとの御意向をいただいている。」

ウラティスが言った。

「僕がしっかり護るからね、霧華。」

僕は微笑んだ。


「私より、ラハヤさん…ウセーファさんを優先してください、私は武官なので大丈夫ですから。」

霧華が言った。

「良く言った、姉さんもそのつもりで。」

ウラティスが言った。

「…ウセーファさんはもちろん護るよ…。」

僕は渋々言った。


はっきりいって美人だけどウセーファさんは好みじゃない。

霧華が男性なら婚約者がいても決闘してでも奪い取るのに…。

やっぱり、霧華優先だよ。

まあ、仕事が最優先だけどね…。

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