中級武官になりましょう
すみません、一日休みました。
おお、王様だよ。
あの噂の王様だよ。
隣がさわやかな文官だった伴侶様?
「中級武官試験合格おめでとうございますわ。」
国王陛下が上品な笑みを浮かべた。
中級武官以上の試験を合格すると
もれなく王様の祝福がついてるらしい。
「今回は、合格者が多いですね。」
ニコニコと国王陛下が言った。
まあ、第二騎士団の特訓組は全員合格したし。
その噂を聞き付けた第一騎士団の方も特訓したらしい、何人かいるよね合格者。
近衛騎士団の新人も葉っぱをかけられたらしくいるしね。
「優秀な人材が育つ事はいいことです。」
王妃様で良いのかな?が言った。
ウラティス中級武官は上級目指すそうです。
最近、態度が軟化してるんですが?
中級武官は身分証出せば、王宮にある程度
入れるそうでこれからツアーあるんですが。
王宮水路問題もあったな、隠し水路は
上級武官にならないと知らなくていいらしいけど。
側水路面白くて調べちゃったよ。
……鈴菜さん、なんで、ツアーにいるのさ。
その隣の綺麗な王子様が三の君ですか?
というか…船を海馬に引かせて先導なんて技できるんだ。
「今回は三の君が最後に確認らしいな、まあ、儀礼的だが。」
ゼアス先輩が言った。
最後の川馬の乗馬技術を一応王族が同行してみるらしい。
「ウェルピーナさん、すごいおイトコをお持ちですね。」
ジャックが第一騎士団の人に言われてる。
「まあ、逆玉ですけどね。」
ジャックが言った。
そうか…ここだと逆玉になるんだ…。
「おい、碓井中級武官、そっちは上級武官のコースだ。」
いつも通り側道に入りそうになったよ。
案内の上級武官な近衛騎士にいわれたよ。
ウラティス中級武官には何も言われませんが…。
まずいのかな?
「ウェルピーナ事務官はあいかわらず女性にみえないな…お転爺ではねっかえりの三の君に対抗できるのだろうか?」
隣で川馬に乗っていた、第一騎士団の人が言った。
「大丈夫ですよ。」
私は言った。
別に対抗しなくても愛し合ってるなら良いんじゃないかな?
…あれ?強引に名乗られたんだっけ?
そのわりに仲良しさんなんですが…。
船の上では鈴菜さんと三の君が寄り添って座ってる。
ああ、目の毒だよ…ラハヤさんに抱きつきたい…。
抱きしめて貰いたい…。
「おい、気を付けろよ、水路はせまいんだからな。」
すこし蛇行したら隣の人に怒られた。
「すみません。」
私は言った。
いかんいかん、いくらなれた道でも、
そう、近衛騎士(仮)の巡視で慣れた道でも
気を緩めちゃだめだよね。
「イシエクワ隊長の妹恋人だからってたるんでるぞ。」
この第一騎士団の海馬のたてがみな人もアルス隊長ファンらしい。
姉恋人(仮)といてもらってゼアス先輩あたりにたのもうかな?
「まあ、お前も男と見まごう女だけどな…今度カレーでものみにいこう。」
第一騎士団の人ニヤリとして言った。
「アルス隊長も誘いますね。」
どうせそれが目的なんだろうし。
「いや、二人でしっぽりとカレーでも…。」
第一騎士団の人は妖しくほほえんだ。
えー、困るよ。
みの危険を感じるよ。
絶対にみんなを巻き込むんだ。
親睦は大事だもんね。




