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北星の秘密

もうすぐ6月。

ここ、私立 北星学園が特殊と言われる秘密がいくつかある。

そのうちの一つが、前期と後期で1回ずつ、突如5日間休みになるという【サプライズ5連休】

これは突発なので誰も予想できない。

伸行が姫たちと再会を果たしたのが丁度このサプライズの始めだった。

そしてようやくその期間が終わり、このずれた時期に転校ということになった初日。



「俺は用があるから先に行く。緊張すんなよ。」

これだけを4人に一斉送信して、とっとと行ってしまったみたいだ。

さすがにこれは4人とも苛立ちを隠せなかったみたいだ。

転校初日にまさか幼馴染に、置いてけぼりにされるとは思わなかったようだ。



実際には4人を置いてけぼりに伸行はしたつもりはない。

これも北星の特殊と呼ばれる秘密の1つ。

これは、しばらくすれば分かる事で、

今ネタバレする必要はない様子ですね。



4人は無事に登校。

理事長室で、理事長と担任に挨拶をするものの終始不機嫌で

『大丈夫ですかね?』『…分かりません。』

なんて会話も4人には届かない。

そしてそれぞれの教室に連れて行かれると思いきや…。



『ここはどこですか?』

由梨しか言葉を話さないので、仕方無しに由梨が口を開く。

見れば明らかに体育館や何かしらの講堂みたいな大きな扉が前にある。

『『入れば分かりますよ…。』』

理事長と担任は顔を見合わせる。

その顔はまるで悪戯っ子のようだった。

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