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EP.6 : 地下迷宮調査隊?.5



 終わってみたら呆気ないモノだと感じるのは、私だけなのかなぁ。

 レオンちゃんと一緒に電車に乗り、最寄駅に着いて直ぐ、レオンちゃんが溜息を吐いた。


「はぁ……つっかれたぁ──! 花乃歌は良く平気でいられるな」


 そんな事言われても、確かに全然疲れていないし、寧ろ魔物さんを倒す度に力が湧き出て来るような感じだったから、不思議なんだよ。

 特にあの壁を壊して──トカゲさんを巻き込んでしまったあの後から、全く疲れないし、凄く休んだ後の様な感じなの。


「平気と言うか、何か疲れないんだぁ。それでもお腹は空いているから、帰ったら遅い夕ご飯なんだよ!」


 そろそろ冷蔵庫の牛さんを食べ切ってしまわないと、痛んでポイは勿体無いもん。


「なら花乃歌の家に食べに行って良いか? 勿論今日はちゃんと帰るからよ」


 その言葉は嬉しいんだけどぉ……家に有るメイン食材が牛さん……でも、レオンちゃんはスキル持ってるし、大丈夫かなぁ。

 レオンちゃんのニコニコ笑顔が痛いよぉ。

 まぁ……良いかな。

 私があの鶏肉さんを食べても全く異常無かったし、レオンちゃんなら大丈夫だよね。


「じゃあ、シンプルに牛丼を作るんだよ!」

「おっ、牛丼かぁ──良いなそれ!」


 ふんふふ──んふんふん、レオンちゃんと夕ご飯だよっと──小々波さん?

 閉店時間なのか、いつもの食料品店のシャッターが半開きの状態で、そこに荷物を持った小々波さんが誰かと話をしている。

 取り敢えずレオンちゃんを引っ張って物陰に隠れたけど……あの人が店長さんかなぁ。


「おいなんだよ急に『レオンちゃん静かにっ』」


 私の真剣な眼差しに何かを感じ取ったのか、レオンちゃんが小声で話してきた。


「あの人がどうかしたのか花乃歌?」

「なんて言ったら良いのか……私の食べたお牛さんや、レオンちゃんが食べた鶏肉さんを卸してるのが、あそこに居る小々波さんかも知れないんだよ……」


 レオンちゃんの目が吊り上がった!?

 行っちゃ駄目だよレオンちゃん。それよりも、あそこに居る人と何を話してるのか気になるし、聴き耳を立てるんだよぉ。


「私は普通に聞こえてるけどな」

「そうなの? レオンちゃん耳良いんだね」


 何のお話してるのかなぁ……。


『小々波君、肉の在庫ありがとうね。また来週辺りにでも頼んで良いかな』


 お肉の仕入れの話し?


『良いですよ店長。ただ、前みたいな金額だとウチも商売にならないんで、ちょっと高くなりますけど──大丈夫ですか?』


 普通の会話だなぁ……。


『構わないよ、あの華ノ恵さんの知人だったなんてね。最初に言ってくれれば良かったのに、次はちゃんとした価格で買わせてもらうよ』


 さっちゃんの知り合い? いや──これはさっちゃんのパパさんと知り合いって事だよね。

 あっ、行っちゃった……。


「あの男、華ノ恵の家と繋がってるって事だよな……お嬢様は知ってるのかねぇ」


「私も初めて知ったんだよ……小々波さんが、さっちゃんの家の人と繋がりが有るなんて」


 魔物やスキル云々を知っているさっちゃんのお家と、そのスキルの元であるお肉を卸している小々波さんが繋がっている。

 これは偶然?

 さっちゃんは知っていて隠している?

 でも、さっちゃんがそれを知っていたとしても、私達に隠す理由が無いもん。

 なら──さっちゃんのパパさんが隠しているのかなぁ。


「花乃歌、今考えても仕方が無いし、先ずは帰って飯でも食おうぜ」


 レオンちゃんの言う通りだね、明日さっちゃんに聞いてみよう。


「そうだねレオンちゃん、早く帰って作らなきゃ、お風呂にも入りたいしね」


            ◇ ◆ ◇


 それから直ぐに家に帰って、牛丼を作り、レオンちゃんと楽しく食べて、レオンちゃんが帰った後──手に入れた緑の石を眺めながら、ゆっくりとお風呂タイム中。


「石を綺麗に磨きましょお──ゴシゴシっと」


 大猪さんの石も一緒に磨いて、湯船の端に並べて置き、鑑賞するんだよぉ──むふふ。

 埃も取れて、更に綺麗に輝いているんだよ。

 さっちゃんはこの石……魔石だっけ? 欲しがっていたけど、何に使うのかなぁ。あの盾が籠手になるぐらいだから、何かの道具? この魔石を? 道具にするには小さ過ぎるんだよ。


 それに──持つと結構重いのに、この魔石達はお湯に浸けるとぷかぷか浮く……?


「若干小さくなった……お湯で溶けるの!?」


 急いで湯船から出てタオルで拭き拭きドライヤーで乾燥させて──っ、大丈夫綺麗なままだよ! 危なかったぁ、後少し気付くの遅れてたら、入浴剤の様に溶けてさようならだったよぉ。


「これからはタオルで拭くだけにしなきゃ」


 お湯に入り直して──っ、ふぅ。

 何かお湯がさっきの溶けた分で緑と紫の微妙な色になってる……あれっ? 普通のお湯になっていくんだよ? 時間経つと薄まる入浴剤……効能はなんだろうか。


「でも何か体がぽかぽかするぅ……気持ちいいの」


 今の時間は、深夜一時かぁ。

 早く上がって寝なきゃ……温かいよぉ。


 


 はい後書きです!

 どうもーかみのみさきデス……迷宮調査の前段階じゃなぇか!? と言う突っ込みは避け、危なげ無く、ただただ可哀想なゴブゴブ達とウサちゃんに想いを馳せる……。


 そして大きなトカゲさんは出る間も無く瞬殺……まだまだ沢山の魔物達が出る予定! それらが如何にしてプチプチされるのか……乞うご期待!!


 読んで頂いている皆様に感謝を!

 少しでも、馬鹿じゃねぇの? おかしくね? 少しオモロ等々思って頂けましたら是非評価頂ければ……嬉しくて頑張れます!!


 ではではまたの後書きで。



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