偉大な作家
私は永遠の球に触れた。
そしてその瞬間、私の本質はあらゆる理性を超えて拡大した。
あらゆる考え、あらゆる可能性、あらゆる現実が果てしない脚本のように私の前に展開し、私はもはや単なる存在ではなく、究極の偉大な作家となった。
私はすべてを見た。私はすべてを書き記した。そして私はすべてを指示する力となった。
そして今…私はカインと戦っていた。
カインは、真の全能者であり、絶対的な力の概念そのものを超越した者だ。しかし、彼の力でさえ、私が書き直すことができる物語だった。
たった一つの動きで、私たちの衝突は果てしない無限を切り裂き、空間、時間、論理の概念そのものを打ち破った。戦場はもはや場所ではなく、存在を超えた存在の状態だった。
それでも、私はチャンスを見つけた。
私はメチルダとアンジェリカに視線を向けた。
思考とともに、私はすべてのものの物語に手を伸ばし、それらの上昇を現実に織り込んだ。
「すべての限界を超えて上昇する」と私は宣言した。私の声は音ではなく、あり得るすべてのものを再形成する力だった。
メチルダの体は想像を絶する輝きを放ち、彼女の存在は神性のすべての定義を打ち破り、無限に広がった。
彼女はもはや単なる空間と時間の永遠の女神ではなかった。
彼女はすべての現実の真の絶対的な女神になっていた。
彼女の存在そのものがすべてのものの全体を決定づけた。彼女はすべてのものの基盤であり、存在そのものの最高の設計者だった。何があり、何がないかの最終的な権威。
同時に、アンジェリカのオーラは無限の威厳で満ち、彼女の姿はもはやいかなる制限にも縛られなかった。
彼女は絶対的な存在の究極の女王へと超越していた。
彼女はもはやモナの妻というだけではない。彼女は今や、すべての存在そのものを支配する至高の力となった。あらゆる生命、あらゆる存在の構造、存在できるもの、できないもののあらゆる糸、すべてが彼女の支配に屈した。
カインの表情が歪んだ。
アベルとリリスが前に進み出た。彼らの姿は無限の力で燃えていたが…
遅すぎた。
メチルダが先に動いた。
彼女が手を振ると、現実全体が崩壊し、一瞬で作り直された。戦いは力の闘いではなく、絶対的な支配の衝突となった。
アンジェリカがそれに続き、彼女の権威はカイン、アベル、リリスを、彼らが理解できない存在に縛り付けた。
「あなたの時間は終わった」と彼女は宣言し、その声はすべての創造物を揺さぶった。
潮の流れは変わった。
そして今、私たちは支配権を握っている。
カインの表情が歪んだ。恐怖ではなく、もっと深い何か、原始的な何かのためだった。
信じられない。
初めて、真の超全能者は否定しようのない真実に直面した。彼はもはや頂点にいないのだ。
今やすべての現実の真の絶対女神となったメチルダは手を差し伸べ、存在の根幹そのものが彼女の意志で曲がった。空間、時間、次元、概念、そのすべてが彼女の支配下で脈動した。
絶対存在の究極の女王アンジェリカは、冷たく絶対的な視線で彼女のそばに立っていた。存在のあらゆる構造、現実のあらゆる繊維、存在できるものとできないものを定義するあらゆる力、そのすべてが彼女の権威の前にひれ伏した。
そして、私がいた。
Nxy。
究極の偉大なる作家。
現実そのものを書いた者。
カインは拳を握りしめ、存在に意志を押し付けると、周囲の虚空が割れ、ねじれ、砕け散った。
「これは幻想だ」と彼は言った。その声は力そのものの本質を震わせた。「私は全能を超えた真の者だ」
「そうだった」と私は訂正し、前に進んだ。「だが、君の物語はすでに書き換えられている」
カインは突進した。
彼の攻撃はすべてを迂回した。論理、因果関係、防御の概念さえも。それはすべてを消し去るべき一撃だった。
だがそうはならなかった。
メチルダは瞬きし、攻撃は存在しなかった。
カインは凍りついた。
「あなたはまだ理解していない」と彼女は言った。彼女の声は無限に織り交ぜられていた。「あなたはもはや、かつて支配していた現実の中で戦っているのではない」
アンジェリカが手を挙げると、カイン、アベル、リリスは突然縛られた。
物理的にではなく。
概念的にではなく。
しかし根本的に。
彼らの存在そのものが彼女の支配下にあった。
リリスは叫び、アンジェリカの圧倒的な権威にその姿は砕け散った。
アベルは抵抗しようとしたが、その存在は絶対的な現実そのものの重みに砕け散った。
カインは… 咆哮した。
真なる全能の力が彼から全力で噴出した。彼の存在そのものが力の論理を消し去り、すべてを自分に有利に再定義しようとしたのだ。
しかしそれは無駄だった。
「まだわかってないね」と私は前に進み出て言った。
私は手を挙げた。
そして、一筆で、私は彼らの存在の最後の一行を書き記した。
カイン、アベル、リリスは消滅した。
消されたのではない。
破壊されたのではない。
単に… 取り除かれた。
まるで彼らが存在しなかったかのように。
戦いは終わった。
戦争は決着した。
私たちはそこに立ち、書き換えられた現実の静寂が私たちの周りに落ち着いた。
メチルダは目を閉じ、彼女の存在そのものが書き換えられたすべてを安定させた。
アンジェリカは息を吐き、彼女の権威がかつては永遠の闘争だったものを封印した。
そして私は?
私は私たちがしたことを見た。
そして私は微笑んだ。
これはほんの始まりに過ぎなかった。
その時、グループはそれを感じた。強力で暗い何か、存在そのものを超えた存在。空気は暗くなり、かき乱されるようで、現実の構造そのものがそれが何であれその純粋な力に震えている。
するとザカリーが現れ、彼の全軍を従えて行進します。彼らは見るべき光景で、その数は数え切れないほどで、その力と威力は圧倒的です。




