運命
「刹那って運命についてどう思う?」
「運命か。俺は運命は1つしかないと思ってる。最初からいつ何が起こるのか決まっていてその通りに時が過ぎていってるって」
「なんかその考えってつまらなさそうだね」
「そうか?たとえ運命が1つだとしても俺達は未来を知らない。だから決してつまらなくなんてないな。それに、運命が1つって考えた方が諦めがつく時もあるんだよ」
「そう言われるとつまらなくはなさそうだけど、最後のは絶対ゲームの話でしょ」
「まぁそうだけど」
「ほんとにゲーム好きだよね」
「そりゃ楽しいからな」
「ゲームばっかりして私にかまってくれないと拗ねちゃよ」
「そりゃ困るな」
「でしょ」
「でも、拗ねてるのも可愛いけどな。あと、運命が1つっていったじゃん。俺は運命が1つだろうと1つじゃなかろうと俺の運命の人は永久だって心から思うよ」
「嬉しいこと言ってくれるね。でも私も刹那が運命の人なんだって、そんな気がする」
「ああ、絶対そうだ。だって永久といるとこんなにも幸せだからな」
刹那には基本的に作者自身が普段考えたりすることを言ってもらってます。永久は特に元となるものはありません。作者に恋人がいるわけではないのでそこは作りながら台詞を考えてる感じです。
人によって考えてが違うけど、ほんの少しでも面白いと思っていただけたら嬉しいです。面白くなければ笑ってやってください。