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4月

僕が3年生になった4月。


彼女が1年生になった4月。

4月


僕は3年生となった。


受験のことなども考えなくてはならない時期だ。


特にやりたいこともなかったが勉強はそこそこできたため特に焦りは感じていなかった。




年度初めには係・委員会決めが始まる。


僕は毎年のごとく図書委員だ。


理由は二つ、


本が好きなことと、読書中は基本的に邪魔されず読書に熱中でき、そして図書委員活動中はそれができることだ。


高校生ともなれば読書中に「何の本読んでるの?」などとヤボなことを訊いてくるやつもほとんどいないから僕は教室で本を読んでいることもある。


だが図書室で本を読むのは格別だ。


静かな環境での読書、これ以上良いものはない。


余生は森林に囲まれたコテージで本を読みたいものだ、などと考えるにはまだ早いかな。




今日は委員の顔合わせ兼役職決めの日だ。


と言ってもうちの高校では役職は委員長、副委員長がメインで、会計なぞの役職は基本的に司書さんで事足りている。


委員長は3年が、副委員長は2年がやることになっており、他は適当だ。


そして2年次副委員長をやっていた僕は委員長の座を押し付けられた、まぁやることはそんなにないからいいのだが。





図書委員というのは基本的に曜日制で、昼休みと放課後のそれぞれ2人ずつ割り当てられる。


僕は水曜の放課後担当だ。


そしてもう一人の担当が


「及川栞です!よろしくおねがいします!」


この新しく1年で図書委員になった及川栞だった。





大学のレポートもテストも終わりました・・・。

単位、ください・・・。

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