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カレードリア
山沿いのバイパスに、ポツンと佇むログハウスのような洋食屋。
レトロなフランスの広告ポスター、帆船のミニチュアが奇麗に飾られている。モダンなビンジュースがキンキンに冷やされている。
琥珀色の照明が、夜を淡く照らしているような不思議な感覚。
そんな洋食屋で食べたカレードリア。あれは最高だった。
熱々の濃厚チーズがトロトロとしている。そして、スパイシーなカレーピラフ。タマネギ、ピーマン、ソーセージ、鶏肉が贅沢に入ったカレーピラフ。
そのカレーピラフとトロトロ熱々のチーズが、また良い。
カレーピラフは少し辛い。しかし、チーズの旨みとカレーの旨みがWaltzを踊っているため、カレーピラフの辛さはWaltzを踊る情熱となっているのだ。
チーズはWaltzの美しさ、芸術性を表している。
ピラフの具材は、Waltzの衣装。
それらが合わさり、踊りは口の中で激しくなり、勢いよく旨みが燃え上がる。そして、それらが最高潮になって、初めて出てくる言葉が、
「うまい!」