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たらこスパゲッティ

クリーミーで美味いプチプチが、スパゲッティーの天の川に絡みついて、あのたらこスパゲッティーができる。そこにきざみのりという星星をを散りばめたら、もうそれは夏の大三角である。自分でも何を言っているか分からないが、とにかく美味しいのである。

元々は、キャビアのパスタを作ろうとた時、もっと庶民的にしようとたらこスパゲッティーが生まれたという。だからだろう。あの暖かさは。

たらこの旨みとバターのコクがパスタに絡まる。そしたら、パスタ本来の甘さを引き立てるのだ。たらこはご飯だけでなく、スパゲッティーでも美味しく食べられるのだとまざまざと見せつけられる。そうすると、いかに自分の考えが井の中の蛙であり、狭いものだったのかと改めた考えさせられる。僕もあまり先入観に囚われてはいけないと思った。合わないと思われるものでも、たらこスパゲッティーのように、とてもすばらしい食べ物が誕生したのだから。たらこスパゲッティーを食べるとき、そう思ったり、思わなかったり。