1-8. あとがき-小話(本編とは関係ありません)
ヴィレ「こんにちは。大宇宙の賢者こと精神生命体のヴィレです。ここは宇宙の賢者である私が作品についての説明をさせていただく場となります」
恵那「まあ、あとがきとは名ばかり。ヴィレが唯自分の知識をひけらかすための自己満足の場所だよね」
ヴィレ「恵那。できればもう少し言葉をオブラートに包んでもらえないんだろうか。・・・いや、すまない。私が悪かった。だからそんな澄んだ瞳で不思議そうな顔をして私を見つめないでくれないか?」
貫志「二人とも無駄に字数を使うのはやめてくれ。話が進まなくなる。とりあえず、ここはヴィレが先生で僕たち二人は生徒。ヴィレの授業を受ける場だと思ってくれ。恵那も授業なんだから、先生へ向かってあんなことを言ったりしない。いいね」
恵那「え?先生=友達じゃない?」
ヴィレ・貫志『・・・』
貫志「ヴィレ。今回のお題は何かな?(恵那は無視しよう)」
ヴィレ「(承知)今回は第一章にちなんでこの物語の始まり、つまりは生まれた経緯だ」
恵那「あたし知ってる。確か友人作家先生のネタをパクったんだっけ?ちょ、貫志やめろ。人の口を手でふさごうとすんなっ!」
貫志「まあ、軽く言ってしまうと。当時須瓦紘先生がこの小説家になろうへ投稿予定だった作品『キリエス 空想小説シリーズ』(現在連載中)のさわり。謎の少女に導かれた主人公が巨人に変身して怪獣と戦うという部分を聞いて生まれたのがこの物語なんだ(手かまれた・・・)」
恵那「俺だったらこう書くぜって須瓦先生に即興の思いつきで語ってみせたらしいよ。そんでそのまま消滅するのも勿体無いからって作者が書いてみたのがこの『碧巨人ヴィレ』らしいね。即興だからあっちと違って特に細かく設定も練っていないし、作者適当にもほどがあるよね」
ヴィレ「と、ともかく、二人とも。なぜこんな話をしたのか。その意味は分かるかね?」
恵那「瓦紘先生へのゴマすり?」
ヴィレ・貫志『違うっ!』
ヴィレ「根源は同じでも書き手が違うとどう変わるのかを楽しんでほしいということさ」
貫志「ちなみにキリエスの人物と僕らを照らし合わせると僕は主人公『和泉眞』」
ヴィレ「私は『銀色の巨人・キリエス』になる」
恵那「あたしは謎の少女になるのかな?」
ヴィレ・貫志『さあ?』
恵那「疑問系っ!」
ヴィレ「さて。二人ともこのあとがきもそろそろおしまいだ。遺言はあるか?」
貫志・恵那『え?』
ヴィレ「すまない。冗談だ」
貫志「驚かせないでくれ。恵那を手にかけるのかと思ったよ」
恵那「え?」
貫志「突発的な作品ですが、たぶん次回もあるはずです」
恵那「次回はあたしがメイン!」
ヴィレ・貫志『はっ?』