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危険な好奇心と非日常  作者: R!:z
1/1

1.ベタ惚れ

―――――春。相変わらず生徒・先生共に変わりなし。


他のクラスは皆、友達作りに精を出し新しい先生に胸いっぱい。

しかし私達のクラスは到底ありえない。


普通にこのクラスは好きだから3年間一緒で嬉しいけどね。私は。


私が所属する美術室は、桜ヶ丘高校一階に存在する。

目の前は陸上部が活動する校庭。真上は吹奏楽部が活動する音楽室。

油絵の具の臭いが部屋に充満し、活動場所としては非常によろしくない。

その影響で部員の数も衰退。油絵の具…許すまじ。廃部になったら責任取ってもらおう。

良い点としては職員室から遠いこと=先生の目が届かない。ぐっじょぶ美術室。

もはや少ない部員の溜まり場と化している。決してサボリではない。ここが重要だ。テストに出るぞ。


そうだ。自己紹介を忘れていた。

九ノ瀬咲。高校3年生。性格といえば好奇心旺盛だろうか。

緩いおさげに貧相な胸。“見た目”真面目系女子である。

好きなものは面白い奴。嫌いな物はメンドーなヤツ。最近の私のお気に入りは―――――



「ゆっきー!あいらびゅー!」

「……うぜぇ。消えろ」



―――――雪染蒼。高校3年生。

典型的なサボリ魔である。







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