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無機物たちの言い訳  作者: まる社長
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消火器くん

硬くて赤くて隅っこのほうで居るやつ。

そう、あれが僕です。

お忘れでした?

いえ、いいんです。僕は忘れられてたほうが、幸せなんです。僕が必要になる時は大変なことなんですから…、だから決して目立ちたいとか、そんなおこがましい事は思いません。

いずれ消費期限がきて、新しいものと入れ替わるのです。それが平和というものです。



でも、たまに…

格好良く、火を消す自分の姿なんかを想像してしまいます。

中身が空っぽになるってどんな感じなんだろう…


全てを出し切って、僕は床に転がるのです。


これぐらい、一人想像して楽しんでもいいですよね。


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