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第55話 VSクロウ 闇魔法の力

明後日から合宿にいってきます。

またあの苦痛が……。


今回セシルたちはでません……。


すいません…、18時30分から20時30分まで途中までしか掲載してませんでした。

「それでこれからどうするんですか?」

俺はミレイユちゃん達に聞いた。

こういう時は、いくつもの危険な修羅場を潜り抜けてきたであろう最上級生に聞いてみるのがいいだろう。と師匠がいいそうだ。


「とりあえず闘技場の方は私達は行かなくていいわ。今いるのは、私にパスカ、アマイチ君にレイン君そしてユウマ君にハイネちゃんにチビの6・5人よ。そして闘技場で目撃させているEOWDのメンバーは3人って聞いたわ。せいぜい私達が相手できるのは、二人くらいね。それ以上は無理」


「なんか私の扱いひどくないっ!?」


「そうですね。闘技場には各ブロックの隊長も向かってると思いますし、大丈夫でしょう。だからまずはクロウ君のとこにいってクロウ君を止めるべきです。大体の居場所は分かっていますし。クロウ君なら、私とぺったんこと左に同じで抑えればなんとかなるはずです。だから皆さんは援護お願いします」


さすが先輩方だ。俺達より長くアリアンスやっているだけはある。

的確な指示に、無茶苦茶速い情報収集―――

『私ぺったんこじゃないよ!?』

『私もよ! 私達よりスタイルいいからって調子に乗ってるんじゃないわよ!』

――と相手の急所を的確に攻撃する辛口トーク。

特に一番最後のは、ぜひ俺も身につけておきたいと思う。

(普通は前二つだと思うが……)

事実問題レインとかにやってみたいという好奇心のせいだろう。


「それじゃ行きましょう‼」

「そうですね。一刻を、争う事態ですのでとっとと行きましょう、こっちです‼」


【とある草原】


「……さてどうしたものか」

「やっと見つけたぞ‼ クロウ‼」

ミレイユちゃんが、クロウに向かってビシッと指をさした。ちなみに先輩と呼ぶ気はさらさらない。EOWDに入っているやつは、どんな奴でも俺の敵だ。

あとミレイユちゃん。俺たちそんなに探してないよね⁉ ほぼ一直線でここまで来たよね⁉


「……ふん、わざわざご苦労なことだな」

クロウは読んでいたであろう本に栞を挟むと

名残惜しそうに傍にあった岩においた。


「で、俺と戦おうって?」

「当たり前だ。行くぞ‼」

と言っても最初は様子見だけどな。


俺はとりあえず《火龍閃・突》をうった。

勿論当てる気はほどんどない。

これは牽制用みたいなものだ。

案の定、クロウは楽々とかわした。


「……こざかしい。一気に片付けるぞ。全てを無へと還す虚無の空間よ、我が前にいで、敵を飲み込め《闇音》」


——詠唱。そう思った時には、もう何もかもが遅かった。


辺りが暗闇一面なのだ。

音も聞こえない、何も見えない、自分の体以外何も触れない――まるで五感が使えなくなったみたいに。


突如右腹に激痛が走った。

自分の手を右腹に当ててみると、わずかだがぬちゃという感触があった気がした。


次の瞬間一気に光が入ってきた。

どうやら魔法が解けたようだ。


「うっ……」

「あっ……」

「っつ……くそ‼」

そこには血だらけになったレイン達が、倒れていた。


「アマイチ先輩‼ ハイネ先輩‼ レイン‼」

「……安心しろ。命に別状はない。まぁ、1週間はろくに動けないだろうがな」

「クロウォォォォォーー‼」

何なんだ。こいつは。

本当に人間なのか⁉

許さない……‼


「《一崩狼》‼」

「どうやら縮地はもう使えるようだな」

俺の攻撃は当たらなかった。

ただ地面には大きな穴ができただけだった。

こんなものなんの意味はない。


「ユウちゃん伏せて‼ 《大蛇の鞭》」

「私たちをあまり舐めないことね。クロウ君。《大地の拘束アースバインド》」


ミレイユちゃん、パスカ先輩の二人は傷一つなく立っていた。

ホントに頼もしいばかりだ。


「……カレンの魔法か」

「えぇ。私たちのために力を使い果たして、そこに寝てるわ」

カレン先輩も傷はないようだが、疲れきった顔で寝ている。


「でも形勢逆転ね」

「そいつはどうかな?」


ちなみに今回は携帯投稿だったり…

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