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第46話 縮地の習得

お久しぶりです。

どーも最近忙しくて書く暇がありません。

それでも完結するまではひたすら書くのでよろしくです!

「なかなか見渡しがいいですねぇ~~」

「水もいっぱいあるから、拠点には最高だな」

「でしょでしょ~!! われながらいいとこ見つけたよ」

「とりあえず改めて自己紹介をします?」

「そうですね」


「それじゃ俺から。ヒストン学園一年C組、ユウマ=シライシ。武魔特化種族です。よろしくお願いします」

「ほへぇ~~! 君があの異世界の子なんだぁ……!!」

「やっぱりみんな知ってるんですか?」

「うんうん。知らない子いないんじゃないかな?」

「そうですか……」

「次は私ですね。同じく二年B組、ハイネ=オルオットです! 武器特化種族です。よろしくお願いします!」

「ハイネちゃんね。私も何度か話は聞かせてもらってるよ! 2年になかなか強い子がいるってね」

「あっ、ありがとうございます!!」

「最後は私ね! 3年C組、ミレイユ=キータ。武器特化種族よ。よっろしくぅ~~♪」

「あの……本当に3年生なんですよね?」

「もぉ! 童顔なだけだよ。ユウちゃん!」


それにしては、幼すぎる気がする……。

てかユウちゃんって俺のことかな? 

また呼び方が増えていく……。



「とりあえずさっそく修行しよっか」

「どうやってやるんです?」

「さっき魔物がいっぱいいるところ見つけたんだ! そこに行くよ」

「はい! 《縮地》」

「えっ! 俺それ使えないんですけど……」

「なら私がオブってあげる!」

「ちょ!?」


俺はミレイユさん……いやミレイユちゃんにしとこう。

見た目的に。

ミレイユちゃんにおぶられて目的地へと向かった。

なんか恥ずかしいな……。

しかも肌の感触が!!


俺はそんな感触と戦ってるうちにもう目的地についてた。

やっぱり縮地って速いな~~。


『ウガッ』

『ギャー』


周りを見渡すと魔物がウジャウジャいた。


「ここでやることはハイネちゃんと私は魔物と戦って実践を積むこと。ユウちゃんは何が何でも《縮地》を習得すること。いい?」


「「はい!!」」


「それならハイネちゃんは先に行って! 私も後でいくから」

「分かりました!」

「ちょっと待ってね~」

ミレイユちゃんは、ナイフ一本を使って魔物を引き寄せた。


「こいつは、火蛇サラマンダー。でかいから攻撃が当てやすいでしょ?」

「でもでかすぎじゃないですか!?」

「別にそうは思わないけど……」

「とりあえず縮地の仕方だけど、片足に体重をかけて、もう片方の足で地面を思い切り蹴る!」


ミレイユちゃんは、一気に火蛇のところに向かった。

よし俺も……!!

片足に体重をかけて、もう片方の足で地面を思い切り蹴るっと!!


「《縮地》!」

俺は4メートルくらいをすごい速さで走っているのが分かった。

できたのかな?


『シャー!!』

火蛇は大きな口を開けて襲ってきた。

まずい!!


「おっと! 蛇にはこういう技で!!《大蛇の鞭スネークウイップ》」

20本くらいの糸付きナイフを絡めて鞭のようにぶつけ、そのあと先端のナイフで頭を刺した。

なんともいえないグロテスク感。


「あはっ! やっぱり血はいいね♪」

「ミレイユちゃん。その発言はどうかと思う」

「もぉ! 一応先輩なんだからその発言はどうかと思う!」

うっ! 確かにそう言われればそうかも。


「とっ、ところでそのナイフ? みたいな奴どっから出してるんですか!?」

とても20本も出せるように見えない。


「それは聞いたら負けだよっ☆(キラ)」

「はぁ……」


「とりあえずできたみたいだね! この調子でそこらへんの魔物殺してみてよ」

そんな適当な感じで殺しちゃっていいもんなの?


「そうすれば6メートルくらいはできるようになるから」

「分かりました!」

「それじゃ、死なないようにねっ!!」

「…………」



「やってやる!!」


バカ神以外の神よ……。

俺をどうか見捨てないでくれ!!









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