第37話 動物って喋れるの?
どうも~~、黒猫です。
お正月は忙しかったんで更新できませんでした……。
これからもテストのため更新が……。
PS
お気に入り小説登録、もうすぐで50件突破しそうです!!
ありがとうございました!! 感想もお待ちしております!!
★前回までのあらすじ★
俺達チーム『オリエット』は1年B組のアリアンス『フォルトン』を倒し、お菓子券をゲットした。
俺達が喜んでるのもつかの間、突如授業の終わりにディオ先生に呼び出されてしまった。
呼び出された理由は、説教とかではなく単なる依頼だった。
依頼の内容は、15cmほどの小さい箱を西ブロックの【フォールタウン】に住んでる副隊長に届けるという簡単なものだった。
簡単すぎる依頼に怪しむチーム『オリエット』。
一同は西ブロックへと向かった……。
「あらすじ書くのすこしはうまくなったな」
黒猫「まぁね。文字数稼げるし~♪」
「確かに番外編以外は最近少なめだったもんな」
黒猫「スランプだよ!! ス・ラ・ン・プ!!」
「うざっ…………」
◆ ◆ ◆
【西ブロックへと続く林道】
「この林道を超えれば、西ブロックへと着くはずだよ」
「わぁ~~、綺麗!!」
「確かに紅葉の季節だからね。ここは。」
どうやら西ブロックは、秋の季節らしい。
モミジみたいな色をしているものもあれば、イチョウみたいな色のものもある。
「でもなんで俺達はこんな山道を歩いてるんだ? 電車通ってないの?」
「それが僕達の目指してる町は、交通の便があまり発達してないんだよね……」
「だからこの道を歩いているのよ!!」
「紅葉が綺麗だから別にいいですぅ~~!」
でもなんか魔物とか出そうだし……。
できれば戦いたくないなぁ~~。
「大丈夫だって! 魔物とか出てきても俺が全部倒してやるから!!」
「ちょっ!? それ絶対魔物出てくるパターンだよね!?」
たしかなんとかフラグってやつだったような……。
『グルル……』
「「………………」」
あれ? なんかみたことある狼が出てきたんだけど……。
「すいませんでしたぁぁーーー!! 自分チョーシこきました!!」
と狼に向かって土下座するアホ。
『ガアッ!!』
「痛ってぇぇーーーーー!!」
狼はレインに向かって噛み付いた。
だろうな。
「こいつは……草食狼!? ユウマの仇ぃぃーーーー!!」
「勝手に俺を殺すなっ!! 確かに前こいつのせいでケガはしたけど!」
「《双銃乱射》!!」
『ガウッ!?』
狼の至る所から血が噴出してる。花火みたいに。
そのまま力が尽きたのか倒れた。
「サンキュー、アクア」
「借りは返したわ」
と俺に向かって親指を立てるアクア。
どうやらよっぽど草食狼を倒せたのが嬉しかったらしい。
「とりあえず先へ進もう。そろそろ小川が見えてくるから」
「そこで水分を補給しましょ」
「そうだな」
◆ ◆ ◆
「(ゴクゴク…)ぷはぁーーー!! 生き返った」
「目的地まであとすこしです。がんばりましょ!!」
「疲れたぁぁーーーーー!!」
「レインうるせぇ」
「じゃ休む?」
俺達は10分ほど小川で休憩することにした。
さすがに俺もすこしは疲れた。
こんなに歩くのは久しぶりだからな。
『ガサガサ…………!!』
「なんかあそこの草思いっきり動いてるんだけど」
「嫌な予感しかしないんだが……」
『ギャーーーー!!』
あっ、カワウソらしき動物が、でっかい鳥に襲われてる。
選択肢A:待ってろ!! 今助ける!!
選択肢B:ごめん。俺には無理だよ……。がんばって~
どうする……俺!?
相手はよく分からんが、魔物だぞ!?
もし倒せなかったら俺がやられる。
『ッ~~!!』
カワウソらしき動物は必死になって訴えてきてる。
ふぅ~……こうなったら助けないわけにはいかない!!
こうみえても困ってる人? ほっとけないタイプの人間だから!!
「くらえぇぇーーー!! 《地龍閃・突》」
『カァ?』
鳥は普通にかわし、憎たらしい顔をしてこっちを見てきた。
あいつ……絶対殺す……!!
「行くぜっ、新技《地龍閃・乱打》」
俺は、鳥に近づいて攻撃を仕掛けた。
運よく鳥は、飛ばなくて攻撃が当たった。
実はこっそり夜。アクアに見つからないよう技の練習をしてたりする。
だって……俺技の数少ないし。
まっ、これはただ単に地龍閃を乱れ打ちするだけだけど。
『~~♪』
カワウソらしき動物は、俺に懐いたのか肩に飛び乗ってきた。
なんかいいかも……!!
「よし、お前! 俺の仲間にならねぇか?」
某マンガの主人公みたいなノリで聞いてみたら、首を縦に振った。
「とりあえずみんなの所に戻るか……」
結構離れた場所まで追いかけたから、あいつらとは離れてしまった。
てか追ってこなかったのかよ……薄情物。
でも実は……小便したかったから追ってこなくてよかったり。