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第34話 クリスマス、それはリア充と子供の為にある日

すいません。更新遅くなりました……。

テスト前の1~2週間の間は更新できません。

どうかご了承ください。

 ☆前回までのあらすじ☆


お菓子争奪戦をしていたオリエットの五人。

だが途中からオリエットへ依頼が入った。

それは手合わせをして欲しいという、一年B組のアリアンス、『フォルトン』からの依頼だった。

早速手合わせを始めた『オリエット』のルナと『フォルトン』のテトナだった。



「なに? このあらすじ」

黒猫「いや、だいぶ間が空いたから読者のみなさんが、忘れたかなって思って」

「変なところでサービス精神旺盛だな」

黒猫「そこ褒めるとこじゃね!?」

「がんばったー、がんばったー(棒読み)」

黒猫「何!? その棒読み!」



 ◆ ◆ ◆


ルナSIDE


「なかなかおもしろい攻撃ね」

「褒めてくれてありがとうございます……!!」

参りましたね……。

まさか中級魔法が、こうもあっけなくふさがれるとは……。

ただでさえSPの消費量が多いのに……。


「《風の斬撃エアースライス》!!」

風の刃を自分の前に形成し、そのまま相手にぶつけた。

「無駄、無駄。《炎獄の盾フレイムシールド》」

やっぱりその炎の盾で防ぎますか……。――なら!!


「《風の斬撃エアースライス》!!」

「また同じの? 懲りないわね。《炎獄の盾フレイムシールド》」

かかった!!

「これでどうです!?《拳風砕牙けんふうさいが》」

私は相手の懐へと移動し、自分の手に風をまとわりつけた。

そして躊躇なく思い切り殴った。

「ぐっ!?」

テトナさんは予想してない攻撃だったらしく、鳩尾に入りました。

そのまま後ろに飛ばされるも、うまい具合に受け身をとるテトナさん。

後ろでは『魔法のなのに接近戦!?』『ルーのやつあんなこともできたのか……』とか。

そりゃ、この技はどうしようもない時しか使いませんし。中級魔法ですし……。

まぁ、いわゆる現時点での秘奥義みたいな感じの技です。

ただ単に殴ってるだけですけどっ――!!


「くっ!!」

私はそのままもう一回殴った。

手に握られた拳には血がついていた。


「すいませんけど、勝つまで殴らせて貰いますっ!!」

私はひたすら無我夢中で殴った。

半殺し程度にならない限りは、魔法で回復できるから、躊躇せず殴った。

『鬼だ……鬼がいる!!』『ルナちゃん……』『普段では想像がつかないな』

別になんと言われようといいです!

ただ……ただ……―――お菓子券が欲しいだけですからっ!!


「…………」

「あれ? もう気絶しましたか?」

「あの女悪魔だ……」

「これはさすがに同情するかも……」

「頭を使った知的な勝利と言って欲しいですぅ」

「やってること全然知的じゃないよね!?」

確かにすこしやり過ぎた気がするかも知れませんけど。



「とりあえず一回戦は勝ちですね」

「それじゃ誰がいく?」

「俺いってみていいか?」

「なんで?」

「そりゃリーダーとしてのケジメみたいな?」

「まっ、負けるなよ。ユウ」

「おう、任せとけって」


俺は必ずこいつに絶対勝つ!!

そして……お菓子券を絶対ゲットするんだ!!


「さぁ、始めようか」

「おしこい!!」

俺は萌芽刀を取り出した。

「行くぜっ! 《地龍閃・突》」

「おらよっと」

相手は軽く避けた。


「そういえば名前なんだっけ?」

「俺か? 俺はカイト。よろしくな!!」

言ったと同時に思い切り突きをしてきた。

レイピアだから俺の刀より軽い為、攻撃速度が速い。剣がひたすらぶつかり合う。

やはり俺は中々押されてる。

このままだとちょっとまずいか?


「なに考えてんだ、よっ!!」

「ぐはっ!!」

いつの間にか吹き飛ばされていた。

なんだ!? まったく見えなかった……。


「まだいけるだろ?」

「くそっ……!!」








ルナの心理描写が難しい……。

そして少なめ(汗)

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