千里の茨道
あれから3日、神奈川県内の魔法少女を皆殺しにするため、私は神奈川県内を巡っていた。
横浜にいる魔法少女を皆殺しにするといつの間にか100ポイントを超えていて“卒業”と“続行”という選択肢が現れる、私は迷わず続行を選択した。
その後、南下した私は現在三浦半島の城ヶ島にいた。安房埼灯台で私は異常な魔法少女の気配を察知する、それは3日前に戦った秋田よりも圧倒的に圧があり、空気が重くなるのを感じた。
「お前…魔法少女だな?私は無駄な殺しはしない、ただ…殺意を向けた瞬間殺す。」
その言葉に耳を傾けることもなく私はギフトを使い首を跳ねようとする、その瞬間に彼女の指2本が目の前にあった。そして何よりも異常なのは彼女は変身していなかった。
「言ったはず…殺意を向けた瞬間に殺すと…なぜ殺意を向けた?貴様はすでに卒業できるはず。」
「天界人を殺すため、天界人を殺すと魔法少女達の家族にも被害が及ぶ、そこまでは望んでないから…私は魔法少女を皆殺しにすることが被害を最小にする方法だと思うの。」
彼女の脱力感しかなかった目に怒りが灯り私の頬をビンタした。
「目を覚ませ!そんな事をしてもあいつに届くことはない!それに、あんた操られてるぞ?!」
「なんで?!なんでそんなこと言えるの?!私はあなたを今すぐにでも…。」
「目だよ、あんたの目…濁りきってる、あんた異常に心がすっきりした事あったろ?精神世界でもう一人のあんたと対話したような…。」
私はその言葉を聞いてハッとする。
「そのもう一人の自分に見えたものが天界人だよ、天界人は魔法少女の精神に介入して魔法少女を皆殺しにするように操ることがある。」
「そんな…でも、天界人を殺す為って…!」
「それも嘘に決まってんだろ!!あいつは腹立つことに殺されない自信しかないからな、それにさっき言ってた魔法少女の家族云々だが…100%天界人による牽制だ。やつに魔法少女本人以外の人間に介入する方法はない。」
「じっ、じゃあ、私は…」
「無駄な殺しをしたわね。」
その言葉を聞いて私はひどい頭痛と吐き気に襲われ脳内に声が響く。
『私を信じて?あんなのの言葉を信じてはダメ。魔法少女を皆殺しにするんじゃなかったの?殺せ、殺せ、殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ…』
頭痛がさらにひどくなり私はそのまま意識を失った。
読んでいただきありがとうございました!楓…壊れちゃった。




