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宇宙デカトシヒコ!! 異世界転移編!! 10 ファイナルフュージョン!! (異世界転移編!!ラスト)

「異世界転移編!!」もクライマックス!二人は生き残れるのだろうか?

ジリジリ、ジリジリ....。


トシヒコは、強マンハンターと対峙して、間合いを図っていた。

それは相手も同じようだった。


「トシヒコ.....がんばって、ふんす。し、死なないで、ふんす。」


セレナは、ふんすふんす言いながら500m離れた岩陰から応援していた。

見えてるそこから?

アンドロイドだから視力がいいんだろうか?

もしくはバイクとリンクしてるから距離は関係しないのだろうか?

あとなんか死なないでの思い軽くなってない?

さすがに、お尻ぺんぺんし過ぎたかな??


「でも、とりあえず生きて帰れたら、セレナのお尻をぺんぺんしよう!!

今この星での唯一の娯楽だからな!!」


トシヒコは、とうとうお尻フェチを開花させた。

セレナのお尻の形が奇麗すぎるのが悪い。

そうな言い訳を考えて、前かがみになってしまい間合いが狂ってしまった。


がきぃぃぃん!!


「く!!先制攻撃を許してしまった!!」


自業自得である。

しかし初戦の時と違い、強マンハンターの斬撃を受けきることができた。

あの時の剣と、今の棍では強度が違うのか?

もしくはバイクの能力向上が効いているのかもしれない。


「これでまともに戦える!!」

「ぐるるるる」


お前そんな感じで泣くんだっけ?

そう考えながら、トシヒコは腕に力が入り、生存率が以前より高まったと確かな自信を持った。

それだけ、棍への信頼度が高いのだ。

棍に依存しているのだトシヒコは。

ロ〇コン、シ〇コン、棍棍コン!!


「最近は棍と同じぐらい好きな、アンドロイドの嫁もできたけどね!!」

「棍と比べるな!!!」


嫁のアンドロイドがそう叫び、バイクからキャノンが発射されてトシヒコの背中に直撃する。

照れ隠しだと認識しておこう。


そこからトシヒコと、強マンハンターとの激しい鍔競り合いが始まった。

どちらも剣じゃないけど。

敵は爪、トシヒコは棍だった。


お互い高速での戦闘、ここまで速いマンハンターは今までいなかった。

トシヒコはその速さに押され始めていた。

だって10年以上、こんな速い敵と戦った事無かったんだもん。

昔、戦った事あるよ、これくらい。

なんなら目の前から消える奴とも戦った事がある。

しかし、その戦いから、今日までのブランクは長かった。

ブランクとはそんなにすぐに埋められるものではない...のかな?

この戦いの途中で勘戻らないかな?


そう楽観的に考えるトシヒコだった。


するといつものようにトシヒコの背中に照準を合わせたバイク (セレナ)からの援護射撃が入った。

お前こんな時まで俺を狙うのか!!?


「がう!!」


するといつもと違い、敵に当たった。


「あれ、外しちゃった?」

「いや、ちゃんとしたところに当たってるよ!!」


外してねぇよ!!

いやこれはひょっとして...。


「セレナ!いつものように俺を的にして援護射撃をしてくれ!!」


自分で言って悲しくなる支持を出した。


「やった!!ひゃっほーーーい!!」


嬉しがるな!!今日は絶対許さないからな!!お尻の形を100%俺の好みになるまでスパンキングして鍛造してやる!!

トシヒコは、こんな時にも関わらず、むくむくしてきた。


「この変態!!」


いつものツッコミキャノンが放たれるが、それはトシヒコの狙い通り敵に当たる。

そう、セレナはこの戦いの速さについていけてないのだ。

なので誤射の確率が上がる。いつも命中率が100%だったが今回の戦闘では30%ぐらい落ちている。それだけトシヒコの近くにいる敵に当たる確率が上がるのである。

まぁ30%の確率で俺にもあたるんだけどね.....。

スパロボだと結構当たるよね、敵の30%って......。


セレナの援護射撃 (?)のおかげで、互角に渡り合えるようになった。

お互いの武器 (棍と爪)が、消耗してきた。


そしてその時が来た。


「捻糸棍!!」

「うがぁぁぁぁぁ!!」


お互いの必殺技ぶつかり合い、敵の爪、トシヒコの棍が折れた。

しかし、勢いはトシヒコの方が上だった。

トシヒコの身体は前進し、敵はのけぞった。

トシヒコはこの隙を見逃さなかった。


「通背拳!!」


トシヒコの最大の必殺技が、強マンハンターの腹にヒットした。

強マンハンターは絶叫して、爆発した。


「はぁはぁはぁ.......勝った....。」

「勝った....?ト、トシヒコ?うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」


セレナは泣きながら駆け寄って来た。

うん、今までで一番かわいいな。

しかし、トシヒコは向かってくるセレナに、チョップを食らわした。


「お前、最後まで俺を狙うな!!ていうかさっき指示出した時喜んだだろ!!」

「だ、だって私の唯一の娯楽になってたし、さっきはトシヒコが指示したし...。」

「とうとう娯楽になってたの!!?前は嫌悪感でって言ってたよね!より、許せない度が上がっちゃたよ!!」

「ご、ごめんなさい、でも今は感動する場面じゃない!?地球は救われたし、私の復讐はは終わったし、あなたは私を永遠に手にすることができたのよ!!ここはロマンチックにいきましょ!!ね。ね。お願いお尻ぺんぺんの姿勢に自然に移行しないで!自然に以降しないでぇぇぇぇぇぇ!!!!」


楽しい楽しいスパンキングの時間である。

予告通り、セレナのお尻を自分好みに鍛造するトシヒコだった。


「これで永遠に一緒にいられるわね、トシヒコ」


さっきまでうつぶせで、お尻を氷を冷やしていたセレナが、ピトっと体を寄せてきた。

切り替えが早いというか、よく切り替え出来たな。

セレナはロマンチック方面に無理やり切り替えた。


しかしトシヒコは、まんまと流され、ロマンチック方面に切り替わった。

まぁ、エロイ方なんだけどね。

体中ボロボロで、生命力も完全にギリギリだったから、もうフル勃起していた。

トシヒコは、ためらうことなくファイナルフュージョンすることにした。


「ちょ、ちょっとトシヒコ、もうちょっとロマンチックに、ロマンチックに~~~!!」


トシヒコは、その声でファイナルフュージョンが承認されたと確認しフュージョンした。


すると、トシヒコはひかりだし、少しずつ消えていく


「あ、あれ、消えちゃうの!!?もうちょっとで、ヘブンアンドヘブンになれるのに。このままほんとにファイナルフュージョンになってしまうのかぁぁぁぁぁぁ!!!」

「え!!消えちゃうの、トシヒコ!!こんなお預けののまま消えちゃうなんていやぁぁぁ!!」


お互い目の前の欲望にしか目に行かないのか!!

もう会えなくなるかもしれへんのやで!!


そしてトシヒコは消えた。


「え......ぅえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!」


やっと事の重大さに気づいたセレナは、情けない格好のままわんわん泣いた。


トシヒコは白い空間にいた。


その目の前にはトシヒコに似た人物がいた。


「ひょっとしてあなたがトシヒコさん?」

そうだよ、君をこの世界に呼んだのは僕なんだ。ごめん。そしてこの星を救ってくれてありがとう。あとセレナを救ってくれてありがとう。

「そんなのいいですよ、へへへ、当然のことをしただけです。」

でも.........人の女をとるな!!


トシヒコはトシヒコさんに殴られた。

そしてトシヒコは目を覚ました。


そこは事務所にあるトシヒコの部屋のベッドの上だった。


「夢....だったのか?そんなセレナ、セレナ、セレナ~~~~~~~。」


トシヒコは、泣いた。

しかし、股間のあたりがすごいことになっていた。

生まれてからベストを更新する量の精液がぶちまけられていた。

夢精でわない。はず。

そして、さっきトシヒコさんが殴った場所に跡が残っていた。

やっぱり現実だったんだ。


トシヒコは、もう会えないであろうセレナを思い、ポロポロ涙を流した....

わけでもなく


「ガムせんぱーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!」


すぐにこの世で一番頼りになる先輩のもとに駆け込んだ。


ガムさんは、観測できる宇宙が増えたとホクホク顔で次元移動装置を作ってくれた。


そしてすぐにセレナを、トシヒコがいる地球に連れてきて、ファイナルフュージョンの続きをした。


感動が台無しであった。


「トシヒコさん、ごめんなさい。セレナはぼくのものです。」


地獄に落ちろと、天国から声が聞こえた気がした。


ハッピーエンド?を迎えられてよかった。トシヒコさんごめんなさい、これから毎日セレナとファイナルフュージョンします、てへ!天国から地獄に落ちろという声がした.......。

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