実麗の愛方
実麗の誕生日の前日、少し早いけど居酒屋で打ち上げすることにした。
「ボ、ボク乃唯っていうよ〜。よろしく」
「私の愛方なんだ。ステキな子だろ?」
乃唯と名乗った女性は紫髪のポニーテールを揺らし、快闊に笑った。
「ボク、キーボードできるんで実麗ちゃんの弾き語りに新しい幅を持たせられると思うんす」
「そうなの。なかなか頼りがいあるのよね」
バンドを解散し、行くあてもなくなった乃唯はある日あまり期待しないで立ち寄ったライブハウスで実麗のパフォーマンスを目の当たりにする。
文字数の多い歌すら難なく歌いこなす実麗。
またドギツイ内容の歌詞にも衝撃を受けた乃唯。
打ち上げにお邪魔し、乃唯は実麗にボクとユニットをいつか組んでくださいと頼んだ。
連絡先を交換し、互いに好みの異なる音楽嗜好を『違うのもまたいい』と受け入れた。
「それで話ってのは?」
「ドラムいないじゃん、私たちのユニット。ちなみにユニット名もまだ決めてないけど。範之くんDTMできるんだよね。岡村ちゃんのビバナミダも打ち込み+演奏的テイストな曲だったし、私たちの演奏と範之くんのトラックメイカーな感じを混ぜれば面白い音楽が作れると思うの」
勢いに任せてユニットを組んだものの、ドラムスがいなくて困ってるらしい。
テクノやエレクトロニカを聴く乃唯は実麗からオレの音楽歴を聴き、興味を持ったらしい。
酒がどんどん進み、3人酔っ払っていく。
「ボクの裸見たいってどういうことっすー?」
「乃唯ちゃん、けっこう胸デカいからさ」
「私も見たいー」
「じゃあ居酒屋のトイレで見せます?」
酔っていて判断力が鈍っているからか、店のトイレに3人で堂々と入った。
乃唯はブラウスとブラジャーを脱ぎ、Fカップはありそうな乳を恥じらいながら見せつけてきた。
「触っていい?」
実麗がそう乃唯に質問する。
彼女はいいよと短く答えてうなずいた。
実麗の手が乃唯の巨乳の上を踊る。
何度も何度も楽しそうに揉みしだいていた。
たっぷりモミモミされて乃唯は赤面しながら言った。
「実麗ちゃんのエッチ」
居酒屋を出て、まずはそれぞれどんな歌が好きなのか知るためにカラオケに行くことになった。
3人で手をつなぎながら歩こうと提案する実麗の思いつきに乗り、仲良く歩いた。




