殺人活動、一時休止
「殺してやる!」
「よくも実の父親とムリヤリセックスさせたわね。
あなたを呪い殺す」
「恋人同士愛し合っていたかったのに、よくもよくも」
「あははっ、範之抹殺〜」
オレは悪夢に苛まれながら目を覚ました。
もう1週間は同じような悪夢を見ている。
今日は10月10日。
美彩にSOSを出した。
「もう殺人を犯すのは無理かもしれない」
「え〜? 何で?」
「悪夢がうざいんだ。最近は安眠できた試しがない。
殺人を犯せば犯すほど眠れなくなる」
「ふぅ〜ん。範之くんはもっと頑張ってくれると思ってたのに」
「自分は何もしてないのにいばりやがって、ふざけんなよ!」
つい、美彩に怒鳴ってしまった。
彼女は軽い荷物を持つと「1人にして」とどこかに行った。
こんな時は実麗さんに会いたい。
彼女はとても人を活かす、包容力ある人だ。
たぶん本気を出せば男女問わずモテるのではないか。
そんなことすら感じさせるくらい
実麗さんはいい女だった。
今はただ実麗さんに会いたい。
中央線に乗って彼女の家のある駅を目指す。
まだ何も知らない気がする。
実麗さんなら口ゲンカになってもいつの間にか元通りに
なってるかも。
オレは彼女の家へと急いだ。
「それで相談ってのは?」
布団で実麗さんが事後のピロートークをかましてくる。
「殺した人達の顔と恨み言が夢に出てきてあまり眠れないんです」
「そうだ。疲れてるんじゃないかな。気晴らしに私とあと1人仲良しの子とこれから音楽活動を一緒にやることが決まってるんだけど、範之くんも昔音楽作ってたんだよね? 協力してくれないかな」
オレは迷うことも無く即決でOKした。
小休止を挟み、性交をしながらオレは実麗のケツを引っぱたき言った。
「このビンタ音を録音したい」
「それだけはやめて〜w」
そして行為が終わるとオレが前よこしたズブロッカを保存していた彼女と一緒に飲みあって酔いつぶれた。




