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アバンギャルドに行こうよ〜前編〜

「おのれぇぇぇ!! 娘をムリヤリ陵辱させて結局銃で撃ち殺しやがってぇ!!」

過去に殺した被害者が夢に出てきて、うなされながらオレは目を覚ました。

今日もコンビニ感覚で人を殺す。

どうやら次殺せば14人目のようだ。

正直あまりにも殺人しすぎて、誰を殺したかだんだん思い出せなくなってきた。


「範之くんはどういう人を殺したいの〜?」

そう問いかける美彩。

オレは短く返した。

「幸せそうな連中」

「それならさ、富士急ハイランドに行ってみない?

そこで家族連れの、といってもう〜ん中学生くらいの娘を二人連れててあたかも悩みなんてないです〜って家族をぶっ殺すのってサイコーに楽しいって思うんだよね」


「ああ、わかった」

そして富士急ハイランドにオレらは向かった。

山梨の富士吉田にはフジファブリック志村の墓がある。

なるべくなら彼の地元で犯行を起こしたくはなかった。

しかし美彩に気に入られるには富士急ハイランドで殺人を犯すのも仕方ない気がした。


オレと美彩、碧桃を連れて3人でハイランドに向かうことが決まった。

時は10月5日。

13人もの人間を殺して取り返しはとうにつかない。

もしも志村正彦が生きていれば犯行を起こさなかったかもしれない。

売れない無名ボカロPをひたすら続けていたかも。


ちょうど正午に目的地には着いた。

レッド・タワーや鉄骨番長などのアトラクションを楽しみ、クールジャッパーンへ乗り込む。

終わり、びしょ濡れになって3人佇む。

「黒髪のお団子かわいい。君たちは親御さんに連れられて来たん?」

美彩が中学生二人の女子とその背後にいる両親と思わしき男女にアピールするかのように話しかけていた。


「はい、野口希沙というよ。お姉さんたちはお姉さんがそこの男の人と恋人な感じ?」

「うん、そうだよ」

「亜莉沙も聞きたい。お姉ちゃんたちの恋バナ聞きたい」

まずは娘二人を殺して、その後行方を尋ねてくる両親を銃殺すればいいか。

そう、オレは計画を練った。


「じゃあお父さんお母さんに少し席を外しますって挨拶しとこうね」

「うん」

野口姉妹は声を揃えた。


どうやら姉妹の話によると家族で温泉施設に立ち寄るらしい。

隣のホテルを利用するとそこは無料になるらしい。

姉の希沙は亜莉沙よりお調子者で体育会系で2個上の野球部の男と付き合ってるようだった。

反面、妹の亜莉沙の方はというと内向的な性格で1人図書室で大槻ケンヂの小説を読むのが好きなようだ。


オレは姉を始末してから妹を殺そうと思った。

ふじスパという温泉施設に着き、オレらは入浴することに決めた。


オレらは脱衣場で服を脱ぎ、オレはピストルを新聞紙に包んでそこに置いたまま風呂に入った。

女湯から賑やかな声が聞こえてくる。

昼の2時、どうやらJCと美彩たち以外は誰も入ってないようだ。


オレはある程度温まると、温泉を上がり脱衣場へ向かい銃を手に取った。

苦労知らずの女子中学生をぶっ殺す大チャンス!

嬉しさのあまり失禁しそうだった。

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