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魂のジャムセッション(後編)

真木原は愛しの彼女の前に立ちはだかった。

「優佳里を殺させはしない!」

「ふぅん、じゃあ貴様からしね!!」

真木原の胸の辺りを撃つ。

「ぐっ、あああっ!」

痛みのあまり悶絶する真木原。

がら空きになった優佳里のお腹と右足を撃つ。


「きゃあああ!」

「おい、どうした。彼女守らないと愛しのハニーから絶命させちゃうぞ」

「さっきまで仲良くギター弾いてたのに何でこんなことするんですか。僕らに何の恨みがあって……」

「オレは仲良しなカップル見ると殺したくなるんだよ。 こう見えて非モテ歴長かったんでね」


「鬼! 悪魔!」

そう叫ぶ優佳里。

「うるさいクソメスだ。殺す!」

最後の力を振り絞って真木原が彼女を庇う。

「させるか! 僕の恋人をお前にだけは殺させない!」

「はいはい、恋人ごっこはおしまーい」

オレは銃弾が当たるように真木原の至近距離でヤツの頭を撃ち抜いた。

途端にガクッとくずおれる真木原。


「さあ、まぶだった彼ピは死んじゃったよぉ♡」

「イヤァアア!! 裕翔もう1回起きて!」

「銃弾ももったいないんでね、君のその美しい髪を撃ち抜いてみせる。最後に言い残したことは?」

「裕翔のそばに逝かせてください。うっうっ……天国でも一緒にいようね。そしてこの殺人鬼を殺しに行こうね」

「言いたいことはそれだけか!」


「……はい」

むなしく銃声が鳴り響く。

パタッと倒れる優佳里。

11人目の犠牲者であった。


「ふっ、ふははアホ女をかばって死にやがった!

それじゃこのギターは部屋に置き去りにするね」

真木原の持っていたギターと2体の死体を置いて、出ていこうとした。

しかし、このままではオレらの犯行なのがバレる。そこで。

広い窓から美彩と協力して2人の遺体を投げ捨てる。これならギリ心中と思わせられるだろうか。


「人を殺した後は落ち着かない。とりあえず酒飲みに行きたい」

「私も飲みたい。未成年だけど。16だけど」

「店でいちばん高い酒頼んでいいよ。今日は興奮で眠れなさそうだ」

美彩と交合できる目標人数の20人まではあと9人。

彼女を抱くまでは死ねない。


JKに手を出しても捕まりはしないだろう。

それより大量殺人してる方が遥かに問題だろうし。


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