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じわじわバレてる?
ビジネスホテルのロビーで話し合う俺と美彩。
碧桃は自室にいる。
「普通の人で誰が面白い命乞いするだろうね」
「サラリーマンとかは常識に凝り固まっていそう。やっぱり音大か美大のエリート辺り殺してみたいよね」
「他に面白そうな命乞いするのは黒ギャルとかかな。どんな話するか気にならない?」
「まあ、気になる。あとはネットのおもちゃと化している人物を殺すのも面白いだろう」
「それでもう範之くんはメンヘラや病み垢は狙わないの?」
「命乞いするどころか喜ばれそうだしな……。1番殺しがいがない相手だ」
「碧桃ちゃんどうする?」
「洗脳が解けたら殺すか」
缶チューハイを飲みたくなってきた俺はホテルの自販機で割高なそれを買った。
「美彩も飲みたい」
「じゃあ俺のを飲ましてやるよ」
「あはぁ〜、間接キスだね〜」
ところでこれなんだけど、と美彩がビニール袋から取り出した新聞紙には『大月で拳銃奪われる』といった見出しが書かれていた。
やべぇよ、やべぇよ。
ただし、俺を目撃していない警官によると女性に拳銃を奪われたと誤解していた。
早く20人殺して美彩と肉体関係を持ちたい。




