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現と夢の狭間  作者: パムット
2/2

始まり

瞼を開けるとそこには……。

駅のホームがあった。

勿論、自分がいるのも駅のホームだ。

その他には、スーツを着ている自分の体と仕事用と思われる鞄くらいだ。

苦しく感じたのでジャケットは脱いでもう一度周りの光景をよく見た。

その光景をよく見た俺が感じたのは

初めて見た事による警戒心と懐かしさだった。

……懐かしさ?

その時、身体中へ鳥肌が立ち恐怖を覚えた。

そりゃあ当たり前だ。

初めてと自分の中で理解しているのに

懐かしさという感じるという矛盾が起きたのだから。



そして思考を巡らせる。

何故、何故こんな事が起きたのが深く考える。

しかし、ふと気づくと警戒心は消えていて見覚えのない光景のはずなのに、目に見えるもの全てが見たことあるような思考へと変わっていた。


この時はまだ、思考が変化していた事に気づけなかった。


一度深呼吸をし、周りを見渡す。

今立ってる場所含めて3つのホームとフェンスが見える。しかし、線路を見ると自分の知ってる線路とは違い一つしかなく、最大3つの電車しか通れないのだろうと予測できる。

そしてフェンスの奥は綺麗な緑でいっぱいの草原が見え右側には出入り口らしき建物があり、左側には行き止まりを表すガラスの壁とその奥にはトンネルが一つ見える。中は吸い込まれるような綺麗な黒に見えた。



一番近い出入り口らしき建物に鞄を持ち近付いていく。そして、自分の後ろだった方を見るとやはり初めて見る景色なはずなのに懐かしさを感じる。やはりそれに対して恐怖を感じたが今は目の前のことが先だと後回しにした。

建物からは、誰かが話しているようなヒソヒソとしたのが聞こえてきた。今は情報がないので少しでも情報が得られればと思い近づくと聞こえる。聞こえるんだがその音は汚く不安定な音で塗り潰されているような雑音が聞こえる。

近づくたびにその不快な音で頭痛してどんどん痛みが強くなっていく。そして痛みに耐え中を見るとその瞬間、音と痛みが何もなかったように消えてそこには誰もいなかった。しかしそこには、携帯が一つ落ちていた。その携帯を見るとそこには

『記憶の欠片 0/??

 装備品   1/??

 精神   100/100

 最大数は今後の行動によって変化する

 翻訳 「計算」「写真」「電話」「翻訳」

ルール:選択肢は貴方次第

     精神が壊れると廃人となり肉体が死ぬ

 ルールは今後の行動により変化する

     この画面は随時更新される

     ??????』

と書かれてあった。

それを見ると何故か使い方を理解出来た。


スマホを胸ポケットに入れホームの方を見ると看板がいくつか立っていた。それは自分のいたところだけではなく他の2箇所も同様に看板がいくつかあるのを視認した。


建物に一番近い看板は3箇所綺麗に揃えられているように見えた。

それぞれに「??」「??」「??」とかいており読めなかった。そしてその時、胸ポケットに入れていた形態が震え画面には「翻訳」とだけ映っていた。

見てくれてありがとうございます。

不定期に更新していきますので。

ネタが尽きないように応援してくれると嬉しいですね。

形はできてるんですけどね(笑)

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