プロローグ
何が起きたのか理解が出来なかった。
暗くなってく視界と聞こえなくる周囲の音。
ただ分かったのは
「ヤバい」
それだけだった。
……立っている。
自分は死んだのでは?と疑問に思うが
どうでも良くなり状況を把握しようとした。
今わかるのは……
自分が地面に立っているという事だけだった。声は出ないし、何も見えないし、聞こえない。
しかし、何故か足の感覚はあった。
考えてみたが解らないため、思考を放棄した……。
…
……
………
段々と目が覚めるような気がした。
匂い、肌の感覚等の周りを認識することができてる!!。
そう喜んだが、違和感がある。
出ないんだ!。
声がでないんだ!。
戸惑いを隠せなかった。
長い間思考を放棄していたせいで心が壊れかけてた時に
ようやく救いとして体が動くようになったんだ。
何故?何故声が出ない?。
しかし、焦りすぎていたのか一周回って落ち着いてきた。
声が出ないと感じているところ、口はあるのだろう。
試しに口を開けようと試みる。
開いた!!。
じゃあ次は、空気を吸ってみようと試みる。
聞こえる!!。
吸ってる音が聞こえる!!
落ち着け俺、ちょっと苦しいな。
息を吐いてみる。
息ができる。
……何だ?。
光が……
……光?
光が指してる…だと…。
ゆっくり瞼を上げると………。
見てくれてありがとうございます
話は作れたら更新していきますので
もしよければ今後も見ていってください