隠蔽の効果
家族が言葉をしゃべっていたが最初は解らなかった。異世界言語翻訳はないみたいだ。だが、赤ん坊から聴いていたので、言葉を理解するのは難しくなかった。異世界転移だったら詰んでいた。英語に似た言語体系をしていたので、文字はすぐに読めたので、家にあった本を読みまくった。レベルは魔物などを倒すともらえる経験値によって上がる。そこはゲームぽっかった。ステータスは鍛錬でも上げることが出来る。加護はある程度の経験で授かる。などステータス関連の物や伯爵領の成り立ち、魔法関連の物があった。中々、我が家にはいい書物が多かった。色々な、加護があったが、創造神の加護は記述がなかった。転生者ならあるものと思っていたのだが。創造神からのサービスと思っといた。ちなみに2歳児の平均のステータスを知ったのは、外に出たとき鑑定しまくって出た結論だ。鑑定スキルは珍しいものではなく、商人は持っているものが多いらしい。かけられた人には気づくらしいので隠蔽をして俺は使用していたので、気づかれなかった。2歳から3歳まで書庫と自分の部屋とを往復する毎日を送った。家族は本好きの子と認識されていた。3歳の誕生日の前に久しぶりに自分を鑑定してみた。驚くべきステータスになっていた。
コウ・オルライト
レベル1
年齢 2歳
職業 無職
力 250
敏捷 500
体力 350
知力 1600
魔力 20000
スキル 隠蔽 鑑定 速読 並列思考 全属性魔法 全武器使用可能
加護 ミルファの加護 魔法神の加護 知恵の女神の加護
レベルが上がってないのに色々増えていた。特に鍛えたりはしていないはず・・・。まさか隠蔽?ある仮説を立てた。2歳になった時、隠蔽を発動。魔力以外は15分の1くらいに落としていた。隠蔽中はその数値と同じ強さになる(スキルと加護は除く)能力を圧縮していたと認識されたと思われる。つまり、ミルファの加護の経験値20倍と15分の1の効果で300倍の経験を得ていたと考えられる。隠蔽を使えば使うほど俺は強くなってしまうことが分かった。隠蔽はかなりチートスキルだった。