死んじゃった?
初めて投稿します。主人公はチートさんですが目立たないようにしています(チートは使ってます。)。無理無く生きるのが目標なので。
俺の名前は佐川巧、42歳。ご飯を食べ、二度寝してから、いつものようにバイクで家を出る。この仕事を選んだのは、家から近くでも働けるという点のみ。俺は人混みが苦手なのだ。満員電車?いつも通勤されている方、お疲れ様と言いたい。何回か仕事場は変えたが、今は落ち着いている。昔は忙しかったが今は、ほぼ毎日定時に帰れている。今日も仕事が終わり、バイクで帰っていた。信号待ちをしていたら、後ろから車が突っ込んできた。避けることもできずただ空中を飛んでいると確認しながら「ああ、死ぬな。」と思いながら意識を失った。
「ここは何処だ。」意識を取り戻すと、茶室の畳で寝ていた。イグサのいい香りがし、もう一回寝ようとすると、声をかけられた。「起きたのに寝ようとしないでください。」声をかけてきたのは、巫女装束に似た服を着た女性だった。「いい気持ちで寝ようとしたのに。」俺は抗議した。「今起こっていることがわかっていますか?」女性が訪ねてきた。俺は「事故にあったのは覚えているがその先は知らない。」と答えた。女性はなぜか驚いていた。「大概ここに来た人は混乱している人がほとんど。貴方は何故そんなに冷静なの?」少し戸惑っているように見えた。「仕事上、死というものには慣れている。遅かれ早かれ人は死ぬものだろう。」と答えた。俺の答えに納得はしてないが女性は本来の仕事を思い出したらしい。「貴方には選択肢が二つあります。一つはこのまま魂の輪廻に乗り、天国に行く。もう一つは違う世界に行き、転生する。どちらを」「転生で」女性は俺が即決したことに驚いていた。何故かを聞いてきた。俺の趣味は、読書。漫画や小説を読むこと。休みの日は大概これだけで終わるぐらいに。当然ラノベも好きだ。いわれた瞬間選択肢は決まっていた。
一応オリジナルですが、「転生して田舎でスローライフをおくりたい」の影響をかなり受けている作品になると思います。好きな作品なので。