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プロローグ
突然だが。
私は現行法に対して、なんの異議も持っていない。
一夫多妻制も嫌だけど、一妻多夫制なんて、望んでない、望んでないからねーーー!!!
だから。
逆ハーレムエンドなんか、本当に勘弁して!!
主人公が望んでない、だからヒロイン不在よ?
え?
どうして分かるのかって、それは私がヒロインだからよ!
え?無理?
ええ。そうなると思ってましたよ、神様(シナリオ担当)。
だからって、このまま逆ハーレムルートを突き進むのは、間違っているのと思うのよね?
だって、この乙女ゲームの逆ハーレムルートは・・・・
監禁。
バットエンド、なんだから。
なんの因果か、前世の記憶を取り戻した私。
今、この現状を理解した。
ーーーー私は、逆ハーレムルートを順調に進んでいた。
今、この時より。
私は、この危機的現状を理解し、決意し、
そして、宣言した。
「最早一刻の猶予もならぬ」と。