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短編集  作者: とさか
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縄脱け対決でヒートアップ

最近小学生に入学したばかりの弟が友達を連れてくる。

俺は高校受験に失敗したニートだ。ゲーム機目当てに毎日弟と友達の女の子二人が俺の部屋に遊びに来る。

「兄ちゃん今日もみんなでゲームしようよ」

もう小学校が終わる時間か…

ニートの俺は昼夜逆転生活なので眠いのだがお楽しみがあるから眠い目を擦ってでも起きるしかない。

「良いぞ。兄ちゃんが遊んでやるからみんなでゲームしよう」

「お兄ちゃん大好き」

弟が抱きついてくるが男に興味はない。

弟としばらくじゃれあっていると…

「こんにちはお兄ちゃん」

「こんにちは安藤さん」

安藤さんは胡座をかいた俺の足に迷わず座る。安藤さんは長袖のポロシャツに短いスカートを履いたショートカットの女の子だ。可愛い顔立ちではないが俺に甘えたいようで子犬のようにまとわりついてくる。

毎日会っているので警戒感はゼロのようだ。

警戒感が無くなるのを待っていた俺は今日こそ計画を実行しようと思う。

計画は…幼女を縛る

縄脱けしようともがく幼女が見たい!

「安藤さんずるいー」

「山崎さんこんにちは」

「お兄ちゃんこんにちは」

「お兄ちゃんの膝に座りたいー」

「早い者勝ちだもん」

「まぁまぁ交代で座ればいいよ」

俺好感度高くね?モテ期到来かも?

山崎さんは長袖Tシャツに長ズボンを履いたセミロングの女の子で結構可愛い。

子供特有の高い体温を感じながら俺は

「今日もみんなでボン○ーマンやろっか」

「「「やるー」」」

さすがに子供相手で負ける事はないから一位は俺なんだけど二位以下を3人で争っている感じだな。

「今日は一番負けに罰ゲームがあるからね」

「「「わかった」」」

内容聞かねーけど本当にわかってんのか?

100円ショップで縄跳び沢山買ってきたぞ?

負けた子縛るぞ?良いのか?

心のなかで思いつつゲームを始める。

1回目に負けたのは山崎さんだった。

「じゃあ罰ゲームするから俺の膝に座って」

「やった!」

安藤さんはしぶしぶ俺の膝を譲り山崎さんが俺の膝に収まる。

俺は縄跳びを取り出し…

「罰ゲームだから縛るよー脱出できたらゲームに戻っていいよー」

「わかった!すぐ脱出するんだから!」

俺は山崎さんの両手を後ろへ回すと縄跳びをぐるぐる巻き付ける。簡単に解けるんじゃないかって?最初はこれで良いんだよ。最初はね。

3人で対戦を再開するとすぐに解き終わった山崎さんがゲームに戻った。

「簡単に脱出できたよ」

「山崎さん脱出上手だねー」

それから3回連続で山崎さんが最下位で手首にぐるぐる巻き付けただけの縛りを脱出する。

俺が山崎さんが最下位になるように仕向けたんだけどな。

「山崎さんばっかりずるいー私も縛ってよー」

安藤さんが言うと俺は計画通りに進んでいるのでニヤつきながら

「罰ゲームじゃないのに縛られたいの?」

「うん!縛って!」

「うーん…じゃあ罰ゲームじゃないから手じゃないとこ縛ろうか?」

「はやくはやく!」

俺は安藤さんの平らな胸の上に縄跳びを通すと閂を施してきっちり結ぶ。背中の結び目をほどかないと腕を上げることは出来ないだろう。

「じゃあゲームしよっか」

「脱出は?」

「ダメでーす。そのままゲームしてね」

安藤さんを膝に乗せたままゲームを再会し…

「また安藤さんの最下位ね。縛るよー」

今度は安藤さんが最下位になるよう調整して五回安藤さんが最下位だ。

「安藤さんずるいーお兄ちゃん私も縛って!」

安藤さんばかり構うと山崎さんが構えと言わんばかりに縛ってと言ってくる。

俺は山崎さんを膝に乗せると安藤さんと同じように胸の上に縄跳びを回して縛る。

「じゃあゲームしよっか」

再度山崎さんを最下位にさせ続けると…

「お兄ちゃんもっと縛って!」

安藤さんが言う。

「私ももっと縛ってよー」

山崎さんも同じ事を言い出した。よし嵌まったぜ!

じゃあさ脱出対決して勝った方が膝に座るってどうかな?

「「やる!」」

「大地は…」

「一人でゲームする!」

嫉妬心を煽って自ら縛られたいって思うように誘導してたけど見事に嵌まったな。

俺は山崎さんから縄を掛けていく事にした。

胸の下にも同じように縄を掛けてきっちり結ぶと新しい縄を手首に2周させて縄止めをして肩を通って胸縄へ。手首をぐっと引き上げると反対の肩を通って手首で巻き付ける。

もがけば取れるはずだ。

安藤さんには同じように手首をぐっと引き上げた後肩を通って手首の所できっちり結ぶ。

安藤さんの方は縄脱け出来ない状態にした。これから面白くなる。

「よーいスタート!」

二人の幼女が後ろ手に縛られた手を解こうと必死にもがいている。控えめに言って最高だな。

山崎さんの方は手首を上下に動かしているとだんだん縄が緩んで手首の位置が下がっている。安藤さんも手首を動かしたり肩を揺すったりしているが緩む気配はない。

そうこうしていると山崎さんの縄が緩んで手首が自由になる。

「山崎さんの勝ちだから俺の膝に座るのは山崎さんね」

「お兄ちゃんもう一回!」

「山崎さんもう一回って言ってるよ?」

「いいよー私が勝つもん」

「じゃあさっきより難しくしよっか」

「はーい」

俺は再度山崎さんを後ろ手に縛り両足を折り畳んだまま片足づつ縛る。山崎さんは立ち上がる事も出来なくなったが気にしてないようだ。

「ハンデで安藤さんはそのまま続きからね。よーいスタート!」

山崎さんは細工してあるから手をブンブン動かしてどんどん縄を緩めていく。

「あーんもー取れて取れて!」

安藤さんは…まぁ子供の力じゃあ無理だな。

「私の勝ちー!」

「お兄ちゃんもう一回!」

「じゃあこれが最後ね?」

時間的にも30分位で終わらないと親達が心配するからな。

再度山崎さんの手首を縛り…今度はちゃんと結ぶ。山崎さんも縄脱け出来なくなったが全く気付いていないようだ。

「安藤さん今度はハンデ無いからね?」

と言いながら安藤さんの足も片方づつ縛っていく。

「よーいスタート!」

必死にもがいて縄を緩めようとする二人。

「あれ?んー!んん!?」

山崎さんが縄が緩まなくなったのに気づいたようだ。

「お兄ちゃんさっきといっしょ?全然とれないー」

「一緒だよ。頑張って!」

まぁ頑張っても緩まないんだけどな。

5分後俺は…

「はい終わり!二人とも脱出出来なかったから罰ゲームでくすぐります!」

「えー」

「くすぐったいのやだー」

「罰ゲームだからダーメ」

俺は二人の背中に回ると脇をこちょこちょした。

「「あははははははは」」

俺の手から逃れようと必死でもがくが足まで縛られた幼女に出来ることはない。

目の前で手首をくねらせて体をよじる二人の姿を堪能しつつ(自主規制)もいっぱい触っちゃったけど気付いて無いね。平らな(自主規制)最高!

その後二人の縄を解いてやって帰らせたんだが…

安藤さんの手首に跡が残って消すのが大変だった。

縛りっぱなしはよくないね。反省。

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