ゲーム廃人が廃神に
「よっしゃ全クリーー」
と俺、風川春人は叫んでいた、
「今回は四十二時間三十五分かー」
そう、俺は今一昨日発売のゲーム「ゴッドスレイヤー
オンライン」を世界最速でクリアしたのだ。
「はー二徹いかなくてよかったー」
なんて安心していたら我が愛しのpcちゃんが突然暗
くなってしまった。
「ん?あれセーブしたっけなぁ?」
もう一度ゲームを起動してみると「新しいセーブデー
タを作ってください」などと書いてあり、そこで俺の
視界は暗転した。
目が覚めると「体が縮んでいた!」なんて事はなか
った……のだが……真っ白な宮殿っぽいところが視界に
写った。
「フッこれは異世界転生フラグついに俺も勇者デビ
ューかなんて思っていると」
目の前にポテチ食ってるナニかがいた。
いやなにっつっても
「私は女神ミカ」
ですよねーよくある話だと女神以外ありえないですよ
ねー
女神恋愛フラグを建てるつもりでいた俺は早々にやる
気を失った。
「あんたゲーム廃人だしわかるでしょーそっから飛
び降りればいいからー」
転生の仕方も適当だった、だがしかしゲーマーとして
譲れないところがある。それは……
「チートってもちろんもらえますよね?」
そうチートだ。チートはすべてを解決しこれがあるか
ないかじゃ
「えっ無いわよ」
はっ?え?それ即死ルートですやん?なんのために異世
界行くんすか?
「え?魔法は?異世界と言ったら魔法でしょ?」
そんなことを言うと女神はめんどくさそうに
「あーめんどくさいわねーじゃあ千年に一人の魔法
の天才に転生させてあげるからちゃっちゃといってち
ょうだいこのあとアニメ観るのよ」
女神ってアニメ観んのかよ。ってか千年に一人?無双
ルート確定じゃん。
「じゃ行ってきまーす」
半分飛び降りながら俺は女神に別れの挨拶?を告げた
「あっ転生先間違えた」
そんな女神の言葉を聞きながら。




