6話
「おはようございます、凌魔様」
ミナさんの声で目覚める。
「おはようございます、ミナさん」
僕も挨拶を返す。
「朝ごはんの用意が出来ております」
ミナさんが笑顔で語る。
「かしこまりました」
僕も笑顔で返した。
「それでは準備が整いましたらお越しくださいませ」
「はい」
「それではいただきます」
顔を洗って着替えた僕は、合掌してご飯をいただく。
「どうぞー」
ミナさんが笑顔で答えた。
「ご馳走様でした」
朝ごはんを終えた僕は合掌して立ち上がる。
「今日は部活がありますので、少々遅くなります」
「かしこまりました」
ミナさんがお辞儀をして返す。
「行ってまいります!」
僕はお辞儀をして家を出た。
「行ってらっしゃいませ」
ミナさんがお辞儀をして見送った。
「お願いします!」
「お願いします!」
授業が終わり、放課後、所属している合気道部。
挨拶が終わり、体操、組手、乱取りを黙々とこなす。自分は3年なのでもうすぐ部活動は引退だ。
「暁君、また魔法師の不良に絡まれたらしいね」
顧問の先生が声を掛けて来た。
「はい。毎度の事です」
僕は頭を掻き苦笑いしながら答えた。
「君のお父上のような、魔法師至上主義の連中の活動も見られるらしいから気をつけるようにね……君に限らず、だけどね」
「善処します(向こう側から絡んで来るものはどうしようもないけどね)」
「ありがとうございました!」
「ありがとうございました!」
先生への礼、道場への礼を済ませて終わった。
「お疲れ様でした」
「お疲れ様でした」
互いに労いの挨拶をして部室を後にした。
「(さて、帰るかな……)」
僕はリュックを担いで疲れた身体を引きずり駐輪場に向かった。