前へ目次 次へ 47/53 宮本輝『流転の海』 父親サイドの、深い深い愛情を描いた大河作品。 シリーズ六作目まで読みましたけど、辻堂や亜矢子の出てきた一巻が一番好きですね。 近頃、熊吾の勢いが無くなって寂しい限り……。 熊吾の人生観は独特で。まあ好色で破天荒で妻に暴力振るう無茶苦茶な男なんですけど。 一本、筋が通っている。 ものすごく魅力的です。 これを読むと世界観が変わります。 宮本輝作品だとほかには『青が散る』(青春テニス小説)、『オレンジの壺』が好きです。 *