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死にたいときに読むテクスト  作者: 美凪ましろ
第三章 遠野の希死念慮
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産後・育児を経験して



 産後もまた凄絶でした。



 子どもに一日何十回と授乳した結果、睡眠障害になっちゃったんですよねえ。


 寝たいと思っても、意識が冴えてて眠れない。


 寝るタイミングが、子どもと、徹底的に、合わない。


 赤ちゃんが眠るときに頭がわんわん響く。


 子どもの泣き声が耳にこびりついて、離れない。



 このときも自殺願望が強かったですねえ。


 なんでなんでこんなに泣きやまないの。ああもう。


 飛び降りて楽になりたい……! と。


 極度の睡眠不足で、発狂寸前でした。


 素直に誰かに打ち明けていれば、と思う自分も居ますが、でもどうしようもなかった、と断定する自分も存在します。


 結局。いろんなひとの手を借りました。


 どこかで恩返しをせねばと感じています……。振り返ると。


 大爆発、を起こす前の極限状態のときにあらゆるところに電話をしましたけど。そうなる前に。


 専門の機関に相談しても良かったのかも。


 まあ検診のときには言いましたよ。でも産婦人科は育児のことに詳しくなく。的はずれなアドバイスもどきを貰って終了。……なので。


 最初から専門の役所のセンターに電話すれば良かったなあ。


 と、後悔してもいます。けどまあ。あれはわたしがひとりで乗り切るしかなかった。


『相談』して『(気持ちだけ)頼る』ことは出来ても、結局育児を行うのは母親です。なのでね。


 もし、苦しんでいるひとが居たら。


『育児の悩み』を相談できるところに行く。電話をかける。ことを、おすすめします。


 怒りが赤ちゃんや自分に向かうのが一番いけないのでね。まあある程度は仕方ないにしても。


 ちなみに遠野は、出産直後以降まーた酷い状態に陥りまして。結局。


 メンタルクリニックに通い続けています。お医者さん曰く、小学校に入るまでは通ったほうがいいね、と。


 昨日は、子どもの希望で二人きりでデートをしました。パパは留守番。……こんな幸せ。


 子どもが生まれたばかりのあのときは、想像もできなかったなあ。生きていると。


 いろんなことがあります。絶望。希望。


 前者に襲われることはあっても、その波に飲み込まれないことが大事かと。人生。


 悪いことばっかりじゃないですよ。


 辛い時があれば、新しい波がまた来ます。必ず。


 休んで気持ちを切り替えたあとは、なにか『作品』に触れて、違うものの見方を取り入れる作業が大事かと思います。


 *


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