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相棒はどれにしよう

おはよう、よく眠れたかい?

少しうなされていたみたいだが、、



おはようございます。何か夢を見ていたのは覚えているのですが、なんの夢かはさっぱり、、


:::昨日はいろんなことがあったからな、、

うなされた勢いで変なこと喋っていなかっただろうか。


とぼくは少し心配になる。。



そういえば、自己紹介が遅れたね、

私は、アーノルド・ワトソン。

今は、この牧場でのんびりと1人で暮らしている老人だよ、、


昔は剣を教えていたのだがね、、この歳になるとそんなことはできないさ、



剣か、、争いに巻き込まれた時に便利かもな


あ、ぼ、ぼくは、、

(な、なまえ、、どうしよう、)


ぜ、ぜんといいます。、

旅の途中でして、は、ははは


と、ところで剣を教えていたんですよね。

ぼくにもできますか??



できるとも!若い者は元気なんだから

今の内はなんでもできるようになっとくものだよ


朝ごはんを食べたら外に来なさい、

基本なら教えられるだろう。


は'、はい!






そういえばこの世界に来て初めての食事だ、、

箸とかあるのかな?まず食べられるかな?


今朝は、トロトのポタージュと、バンだよ


トロト?バン???


マグカップに、明るい朱色をした液体が入っている。その横には、平皿に置かれた2つのきつね色の丸っこいもの、、、

お皿を傾けたら転がりそうなくらい丸っこい。。



マグカップに口をつけ、トロッとした液体を

口に流し込む。


""トマト"" に近い味わいだが少し酸味が強い。

しかしとても美味しい!!

トロッとしているトマト、、トロトか、、


このボールみたいなものは??

持つと、表面は少しパリパリしている。

少しかじってみる、、んっ!、中はふわふわ

パンに近いがそれ以上に美味しい!

芳醇なバターとミルクの香りがする、


この世界の食べ物はものすごく美味しいな


気持ちが落ち着く味わいだ。。




朝ごはんを堪能して、ぼくは外に出る。

強い日差しがぼくを歓迎し、広がる草原

の草や木がそよ風で揺れている。


なんて気持ちがいいんだろうか、、


少し離れたところにワトソンさんが

大きめのカバンを持って立っている。


ワトソンさん、そのカバンは??



ぁあ、剣だよ

誰が合うかな、

まずはこれかな、、


渡されたものは、フェンシングで使うような

細い剣先の、軽い剣。

風さえも切ることができそうだ。



その剣の基本は、切るのではなくつく!

勢いよく足と手を前に出すワトソンさん


ヒュンという音とともに緑色の光が

剣から出ている。距離は短いが光は素早く剣先からでて少しすると消えてしまう。


剣からカッターみたいなやつもでるのかよ、、


完全に異世界だ、、

争いに余計巻き込まれたくないな


この光はスキルと言って人によってあげているものが違うが、このスキルはすぐに習得できるよ。


スキルは、修行やダンジョンに行きスキルポイントを稼いであげるか、最近ではウィザード社が

開発した強制スキル剤というものを摂取して

一時的に発動させることもできるよ。


体に負荷がかかるが様々なスキルを覚えられることから最近ではたくさんの人が利用しているよ


私は自分で努力して習得したいものだがね。


た、たしかにそうですね。はははは


まさか、昨日のあの背中に何か生えたやつ。

その、強制的にスキルを発動するやつなのか、


いや、絶対そうだ、ってことはあのお店は

ウィザード社のお店ということか、、

ぼくは、そこでそれを買い、記憶を失った


この世界に来たのはものすごい前という可能性もあるってわけか。。


他には、この光剣かな、、


""あれは、スモールヒュウマンが持ってたものか""

(小さな人型に勝手に名前をつけたのだ)


ボタンを押すとエネルギーが棒状に放出される。

なんでもよく切れるから気をつけて、


振ると、ブゥンという音がする

もう一度ボタンを押すとヒュゥンと音とともに

エネルギーが消える。


持ち運びに便利かもな。

そんな呑気なことを考えられる余裕が出て来たことに少し嬉しくなる。


その後もサーベル型のものや大剣、真ん中を持ち両側に刃が付いているものなどたくさん試した。


時間を忘れて、剣技を磨くぼく、、


気づけば夕方になっていた。

す、すいません、つい夢中になってしまって


いいんだよ、私も若い頃はそうだったさ

そろそろ戻ろうか、、


はい、そうですね!




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