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過食症   作者: りな
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まばゆいばかりの星の光が汚くてちっぽけな私を照らしている。

夜中に出歩くようになってから気づいた。星は1つ1つ全然違う。大きさも、光の強さも。1つ1つの星が個性を持っている。夜中の闇を誰にも負けじと一生懸命照らしているのだ。私は夜な夜な出歩いてはたくさんの星な中からお気に入りを探すことをマイブームとしているのだ。今夜も自転車にまたがり、真っ暗な歩道を走っている。空を眺めながら走っていたら、空き缶を踏みそうになって少しよろけた。今日も私は夜道を走る。


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