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マオウドラゴン

「じゃあ戦いに行くか」

「おう」

「乗り気じゃないけど、元の世界に戻りたいし頑張る」

「そうだよ」

 3人は外に出る。

「人間よわ、こんなんにやられる魔人もよわ、まぁ俺魔人なんだけどねっ」

 クロキとナカイウの目の前には黒い肌の人間がいた。

「あれはマオウドラゴンの魔人だな。ドラゴンの中で1番強い。本読んだよな?」

「うん」

「おっけ、じゃあやるか、おーいドラゴンさーん、殺す」

「あ?」

 そんな返事をしていたら、もうクロキはマオウドラゴンの後ろにワープしていた。

 そして、ナカイウは走りながら身剣をマオウドラゴンに向かってうった。

 クロキは右手でパンチをしようとした。

 マオウドラゴンはくるりとまわり、左拳でクロキの顔を殴った。クロキはバランスを崩した。

 マオウドラゴンの右拳が、下を向いているクロキの顔目掛けて向かってきていた。

 と同時にナイカウが飛ばした身剣をマオウドラゴンは左手の指で止めた。が身剣が回り、マオウドラゴンの指を抉る。

 同時に、クロキはすぐに顔を上げ、右拳を避けた。

 身剣はナイカウが持っている持ち手の部分に戻り、元に戻った。

 クロキはすぐに左拳でマオウドラゴンの腹を殴ろうとした。が、それよりも先にマオウドラゴンの右足キックがクロキの腹に直撃した。

「ぶっべぇぁー」

 クロキは少し吹っ飛ぶが、立っていた。

 マオウドラゴンの背後からナカイウが剣で刺そうとしていた。

 マオウドラゴンはバク宙し、ナカイウの背後をとり、右足キックをくらわせた。

「ぐあっ」

 マオウドラゴンの右足はナカイウの身体を貫通していた。

 クロキはマオウドラゴンに向かって走った。

 マオウドラゴンは右足を抜く。とすぐにナカイウの身体が元に戻っていた。

 そんなナカイウをクロキは走りながら殴った。

 ナカイウは弾け飛ぶ。

 そのままナカイウの後ろにいた、マオウドラゴンの腹にクロキの左拳が当たる。

「ゔっ」

 ナカイウの再生が始まる

 マオウドラゴンは右拳でクロキの顔を殴ろうとした。

 消えたクロキ

 そんなクロキはマオウドラゴンの後ろにワープしていた。

 クロキは剣でマオウドラゴンの首を狙いつつ、右足でマオウドラゴンの腹を蹴ろうとした。

 剣は下を向かれ避けられた。右足キックは当たった。

「かった」

 少し飛ぶマオウドラゴン

 マオウドラゴンはそのまま前に走った。

 追いかけるクロキ

 マオウドラゴンは息を大きく吸っていた。

 するとマオウドラゴンの背中から大きな翼が生えてきた。マオウドラゴンは宙に浮く。

 バッサバッサとした音。

 元に戻ったナカイウが身剣を飛ばした。

 クロキはジャンプし、マオウドラゴンの左足を掴んだ。

 身剣を避けるマオウドラゴン。その反動でクロキが揺れる。

 マオウドラゴンは大きく息を吸いはじめた。

 クロキは背中側からぐるりと回り、マオウドラゴンの首をしめる。しっかりしがみつくクロキ。

 マオウドラゴンの肌がトゲトゲしてきた。

 クロキはマオウドラゴンの目を潰した。

 マオウドラゴンの翼が消えた。落ちるマオウドラゴン、クロキは落ちていなかった。マオウドラゴンの真下の地面にワープで着地していたからだ。

 クロキはジャンプし、マオウドラゴンをガッチリと締め付けた。マオウドラゴンのトゲトゲがクロキに刺さる。

 2人は地面に落ちた。

「いまだ!!」

 そんなナカイウの大きな声が聞こえた。

 現れたのは、超スピードで現れた真火矢だった。

 真火矢の手がマオウドラゴンの横腹に当たる。

 マオウドラゴンの横腹が捻れ始める。

「ゔあーー」

 マオウドラゴンはいなくなった。

 その代わりにマオウドラゴンの剣を手に入れることに成功した。

 穴だらけのクロキ。

「いってー」

「勝ったな」

「あぁ」

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